おとなカレッジ

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初めての布オムツの記録

初めての布オムツの記録

娘に初めて布オムツをあてたのは、生後32日目でした。ちょうどベビーバス卒業でお風呂に入り始めたのをきっかけに、ちょっとやってみようと思い立ったのでした。しかし、母乳オンリーの娘は、水っぽいさらさらウンチだったので、一日に何度も横から勢いよく漏らしてくれました。ファミリー教室(妊婦のための講習会)で、保健婦さんに教えていただいた通りにやってみたのに、漏れる原因がわからず、実母に相談してみました。しかし、「布オムツは漏れるものなのよ、面倒だったら紙にすればいいのに」と、出鼻をくじくようなコメントで、「私よりも布オムツ経験者じゃないの?」とあきれてしまったのでした。

そこで、ネットで布オムツについて検索してみたわけです。すると、詳しく紹介しているサイトがたくさんありました。母乳で育つ新生児の便は、大量の水分に細かい粒子の便が混じっている状態なので、広がる前に水分をしっかり吸収することが漏れを防ぐコツなのだそうです。

そこで、実体験に基づく情報を入手して、自分の場合を検証してみました。

★オムツカバーのサイズが合っているかどうか?

50-60のサイズですが、娘には少し大きいようでした。太もも部分がどうしても開いてしまい、足を動かすとそこからビューっと漏れてしまうのです。なるほど!

★輪オムツのたたみ方を工夫してみる

いろいろ紹介してあるたたみ方の中で、実際に当ててみて具合のよさそうなのを選ぶことにしました。蒸れにくくするたたみ方や、2枚あててウンチブロックを作るたたみ方も紹介されていて(笑)見ているだけでも楽しめました。これはなかなか効果がありました。

★オムツライナーをあてると漏れにくい!

ここで、紙製のライナーが紹介されていて、ウンチの処理も楽チンだと書いてあり、早速購入して試してみました。確かに、今までよりは漏れにくくなったものの、今度はオムツカバーのハネ(またぐり部分)にウンチが溜まるようになってしまい、劇的に改善したわけではありませんでした。さらに、ウンチのついたライナーをゴミ箱に溜めておくために、臭いも気になりました。古いTシャツや布切れをライナー代わりに使う方法も試してみましたが、紙よりも吸水性が悪く、逆に漏れまくってしまいました。

この頃の娘は、日にウンチを6~8回しているので、漏れて洗濯、漏れて洗濯の日々が続き、さすがに嫌気が差してきました。ここまで試してみて、「娘の太ももが、カバーのサイズに合うくらいになったら始めればいいや」と思って中断することにしました。その間、紙を使っていたわけですが、紙でも背中から何度もウンチが漏れました。「紙だから漏れない」と油断していたところに、ユルユルウンチが勢い良く漏れて、娘の服はおろか私の服とベットまで汚れた時には、「布でも紙でも変わらないじゃないか~!」と叫んだものです。おまけに、溜まったオムツの臭いと、ずっしりと重たいゴミ袋を捨てに行くのがなんとも苦痛でした。そして、だんだんと布オムツ始めてみようかな~と思い始めたのです。

生後68日目に再び布オムツ再開。紙オムツのサイズがSサイズになり、太ももがムチムチし始めたので、期待したのですが、やっぱり最初は漏れました。でも、今度はそれほど嫌な気持ちにはなりませんでした。「紙でも漏れるから、布ならなおさらよね」と、気持ちに余裕ができたからなんでしょうね。前回の工夫を凝らして、漏れない日もでてくるようになりました。

少しでもウンチ処理で楽をしようと、しばらく紙製ライナーを使っていたものの、結構高いしゴミが臭いし、思い切って 布製のライナー を使ってみることにしました。そうすると、ウンチの水分をすばやく吸収してくれるので、ぜんぜん漏れなくなったのです!おまけに、大変だろうと思っていたウンチの処理は水で流すだけで取れるので、とても簡単でした。「な~んだ、初めから セット に入っていたやつを使えば良かったのに・・・」と後悔しきりでしたが、おかげで布オムツライフがかなり楽しくなりました。

この頃のオムツの洗濯方法は、 赤ちゃん用洗剤 を入れたバケツを用意して一日分溜めておき、洗濯前にジャブジャブ洗って汚水をトイレに流し、洗濯機に放り込むだけ。特にウンチ用、オシッコ用とバケツを分けたりせずに、全部一緒に洗っていました。娘は冬生まれだったので、一日溜めておいても臭いは気になりませんでした。成型オムツは乾きにくいのですが、輪オムツはすぐ乾くので、毎日洗濯して15~20枚くらいを、干したり畳んだりするのはそれほど苦になりません。毎日続けていると、布オムツを洗うのが癒しの時間のように癖になってきます。畳み方も毎回工夫してみるので、「今度の畳み方は漏れないかな~?」なんてゲーム感覚で楽しんでいました。これが、お気楽に布オムツを続けるコツなのかもしれませんね。


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