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「小さく産んで大きく育てる」は間違い?

小さく産んだら本当に楽なの?

不良妊婦なeddieeが、妊娠中にうんざりするほど注意された体重管理。
もちろん、一般的なダイエットとは違って「ジャンクフードなどの高カロリー低栄養な食事を控え、昔ながらの和食中心の食生活にして、低カロリーで栄養を満遍なくとる食事にかえ、運動をして体力をつけなさい」という意味もこめての注意だったのだ。

よく妊婦仲間でささやかれたのが「最近は、小さく産んで大きく育てるから、赤ちゃんを大きく太らせないように、体重管理をうるさく言われる」という話。2500グラムあれば、予定日前でも促進剤を打って生ませたりするらしい。でも、これ間違ってない?

前にも書いたように、本来、赤ちゃんは自分で生まれる日を決めるものなのだ。予定日前でも1週間遅くなっても、準備が出来たら陣痛を起こす。これが自然なお産なのだけど、最近は、産院や医師のスケジュールで予定日に産ませる方針をとるところも少なくない。そして、「小さく産めばお産も軽くてすむし、その分大きく育てればよい」と主張する医師も多い。

最近は妊婦の体重管理が厳しい。でもこれ、一つ間違えば行き過ぎたダイエットにならないかな?妊婦がダイエットすれば、本来赤ちゃんが必要な栄養までも不足してしまう。それでも赤ちゃんは、母体から最大限の栄養を吸収しようとするから、ママの栄養が偏ってしまうよね。アメリカの友人は、私が妊娠したと聞いた時、「栄養のあるもので、食べたいものを好きなだけ食べて太ってね!」とメールが届いた。これが自然だと思うな。

姫が生まれる前、「予想では3400グラムだから、出産時には3500超えちゃうよ!どうするの?」と注意されたけど、生まれてきたら3180グラムだった。なーんだって感じだったのよね。実際に、2500グラム以下で生まれた女の子は不妊になりやすいという調査結果が発表されたので、行過ぎた体重管理には注意が必要だと思うな。

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