男の隠れ家

基本姿勢その１

出来れば、大きな鏡の前に立って自分の基本姿勢をチェックしてみてください。

肩幅に足を広げ、足首、膝、股関節、腰を曲げてみてください。お臍を出したり、引っ込めたりして、いろいろ試してみてください。

次に、垂直ジャンプをするつもりで、沈み込んで見てください。一番力のためた状態から少しだけ戻した所が、基本姿勢だと思ってください。あるいは、実際ジャンプして、着地した状態から少し立ち上がった状態でも同じだと思います。

では、実際に、ブーツを履いて、板を履いた時、その姿勢がとれるでしょうか？

ネックになるのは、文字通り、足首です。ここが曲がっていないと話になりません。
曲がっていない人は、ブーツを少し緩めて履き、膝を真っ直ぐにスキー板の先端に向かって押してみてください。脛をブーツに押し当てる様にして下さい。もちろん上半身は前かがみになり過ぎないように、股関節、腰の曲げで調整してください。

どうでしょう？鏡に映った姿勢は、デモのように格好良くなっていますか？
この時点で、格好良くなければ、雪の上で格好良くなる事はないと言えます。

もし、合格なら、そこから左右に体を動かしながら、ターンをイメージしてみてください。
下を向かずに、鏡に映っている自分が格好良いかどうか？、足首、膝、股関節、腰、肩、顔で前後、左右のバランスが取れているか？
などをチェックしてみてください。たとえ２，３ｃｍでも垂直にジャンプでき、着地してバランスが崩れていなければ、基本姿勢は、まずまずと思って良いでしょう。

雪の上、斜面に立つ前に、しっかり確認しておけば、脚前アップは間違いないでしょう。

基本姿勢その２