動かないソフトで大儲け1細腕主人の涙


 良い方法があったら教えて欲しい。

鬼にうまいこと言い含められて買わされたんじゃと


 昔々、親の代に創業した漬物屋さんが、PCで動く顧客管理と送り状を印刷するパッケージソフトを購入し使い続けていたそうな。最初は女主人も使い方も分からなかったそうじゃが、どうにか覚えなきゃ話にならないということで、必死になって使い方を覚えたそうな。そんな頃に、クロネコ運輸で送り状レイアウトが変更になるという話があったんじゃと。

 そこで 『死捨て夢』を買ったところに修正をお願いするとその会社が亡くなり、鬼盗死婆漢才上方死捨て夢という会社にそのソフトのサポートは引き継がれたそうな。
 その時、こう言われたのそうじゃ『もう、このソフトのサポートはしていません。対応するには別の新しいソフトを買ってください。基本的な操作やできる事は変わりませんよ』
 実際には地元の寺務機器屋さんを通して前のソフトは買ったので寺務機屋さんに話を聞いたら『大丈夫ですよ。安心してください。サポートもしっかりさせてもらいますよ』といわれたそうな。
 月々の支払額も当時使っていたソフトのリース料と殆ど変わらないといわれたそうな。

 その時、『すぐに決めてくれませんか? この値段で出せるのは、○○月末までなんです』って即断を求められたそうな。『オレオレ詐欺』というか『振り込め詐欺』と変わらん手口じゃったそうな。相手をパニックに陥れておいて安心させて契約する手口じゃな。
 そこで可哀相な細腕の主人は帳票を変えなきゃ仕事にならない。それに、今決めなきゃ支払いもまた大きくなる。だったら、いま、決断するしかないのかと、思い5年間のリース契約をする事になったそうな。
 完全に嵌められて相手の言いなりじゃったそうな。

同じソフトだと聞いていたのに


 そもそも、細腕の女主人はコンピュータが大の苦手。使わんと仕事にならんのでどうにかこうにか、苦労して使っていたそうな。
早速、新しく届いたソフトを見てみると、操作方法も何もかも全くの別物じゃった。。。
 新しく操作を覚えなきゃならないのかと考えると気が遠くなりかけたそうな。
 細腕の女主人だけでは無理なので、手伝いの娘っ子に覚えてもらう事にして、操作説明をしてもらったそうな。一通り仕事については説明してもらったそうな。
 でも、その時レポーティングに使う簡易データベースからの条件抽出等について女主人が普段行っている業務に即した説明は鬼からは何もなかったそうな。百戦錬磨の鬼にすれば細腕の女主人はちょろいもんだったそうな。

 じゃて、結局、女主人は古いシステムから新しいシステムに移行することができないまま、2年ほど古い仕組みをそのまま我慢に我慢をして使い続けたそうな。
 印字する送り状も、えらい不便に変わっていたそうな。

鬼盗死婆漢才情報死捨て夢サポートセンターは質問に答えてくれない・・・


 前のソフトについてどうしてもデータ抽出の方法で分からない事があったのでサポートセンターに電話をしたそうな。
 『旧システムのサポートは一切できません』の一点張り。何も教えてくれなかったそうじゃて細腕の女主人は途方にくれるしかなかったそうな。
 一方、鬼盗死婆漢才情報死捨て夢の新しい画面を開いてみると、前のソフトとは使い方が違いすぎるそうな・・・・。

 どの画面で、何ができるのか、マニュアルを見ても一向に分からないそうな。

 仕方なく、手作業でどうにかできる事を探して必死になってお客様への対応をしましたとさ。

 で、何とかなんないの?ってんで、知り合いのところにお鉢が廻ってきたわけだ。
 細腕の女主人が苦しんでいる話を聞いて実際にありのままの状況を見たら
 ・毎月のサポート費用は無駄
 ・古いシステムで十分に業務をこなす事ができ、システムを買う必要はなかった
 ・女主人は、コンピュータに弱いから、使いこなすだけでも相当な時間がかかるはず。ちゃんと運用支援してもらった?
 ・データ移行について、何も話を聞いていないし書類も未提出
 これまでのシステムから必要なデータを拾わなければデータ移行なんてできない、ってことになったそうな。

 鬼盗死婆簡裁情報死捨て夢ってところは詐欺集団と言っても文句が出ないだろうなと。知り合いは思ったんだと。

 そういや昔鬼の仲間が作った『大菜仏苦』という箱は直ぐぶっ壊れてから大嫌いなブランドになったっけ。

 くわばらくわばら。
 同じ鬼の仲間なのに駄目だな。鬼の大元締めのこれで大掃除するか?


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