アウトドアーでやりましょう!

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ニュージーランドで温泉紀行(6)



ハーバーブリッジをおろおろと越え対岸のデボンポートへと向かう、マウントビクトリアで一服、さっきまでいたシティーが夢の街のように浮かんでる。

バックパッカーのほとんどの人は手巻きタバコを吸っている、価格も半額以下だ、それに習い手巻きを楽しむ。

  NZは思ったよりライダーが少ない外国から来ている人もほとんど車だ、ドイツ人のライダーと4日ほどいっしょに走ったが彼は世界一周しているらしくこのあと南米に行くといってた、もちろんBMWでだ!


早速温泉の町ワイウェラに着く、なんだかリゾートの街でキラキラしている、少し浮かれてしまって海辺のモーテルに宿を取る。

ビール片手にプールのような温泉につかる、まるでハワイのようだった。
翌朝気を引き締め北へ向かう、いたるところに公園がありキャンプに最適だ、リタイアした老夫婦がトレーラーでキャンプしている老後はこうありたいものだ。


90マイルビーチという砂浜を走れる所がある、パリダカのラストランみたいだ、対向車に追いやられ波の中を走る、あまり運転がうまくないのでこけそうになる、怪我したら旅は終わると思い舗装路に戻る、車はいいよな~。


最北端ケープレインガに着く、あいにくの霧の中散策する、東京まで8831Kmの標識がある、思へば遠くへ来たもんだ。

オークランドを望む


この旅を振りかえり少しセンチメンタルな気分になる、ろくに英語もしゃべれないのに10ヶ国もの人たちとふれあい、また途中で知り合った多くの日本の若者や地元の人たちの親切に感謝しながらオークランドへと走る。


オークランドの宿も少し顔ぶれが変わっていた、帰国した者、旅を続ける者、仕事が見つかった者、以前知り合ったデンマーク人が帰国すると涙顔で報告してきた、マウントクックで会った時は山で50m滑落したと傷を見せて笑ってい、温泉へ行こうと話した。

  僕は最後の仕事が待ってる、なるべくバイクを高く売ることだ、こちらでの愛車ヤマハSRX400,経費コミで¥16万ほどで買ったが¥10万ほどの値段をつけ手書きのチラシを他の宿にも配った、すぐに買い手が見つかり旅を終える準備をした、帰りたくなく1週間帰国を延ばし結局85日間の旅だった。


今回は温泉を中心に書いたが川や海での釣りや牧場での乗馬、砂金取り、などなど無料で出来たことも多い。


ニュージーランドは温泉もすばらしいし釣りも最高!なんたって高速道路は無料だしへたくそライダーでも事故もなく走れた(初日の立ちゴケを除く) それなりのハプニングもあったが、また帰ってくるぞーと誓った!

キーウイ注意!


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