PADDLE

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今日旅立つ君へ


俺なんかが名前を呼んでもいいのかい?
それほど穢れなく、美しい人・・・
仮に「くるみ」と名づけたとしたら、
ねぇ、くるみ。
俺、結構君のこと本気だったよ。
もう君は卒業してしまうけど、
俺はそっとこの恋を胸に抱いておく。
淫らな男の欲情なんかじゃない。
俺は純粋に、君が綺麗だと思った。
君が可愛いと思った。
君が好きだった。
君がこの高校を卒業して旅立ってしまう前に、
本当はこの思いを伝えておきたかったんだけど、
俺には勇気がなくて、
一歩を踏み出せなかったんだ。
だけど何年経っても、
俺の心の中の君、くるみは、
永遠に綺麗な少女であるはずだから、
そっと胸にしまっておいていいかなぁ?
俺なんかに強く思われて、
汚らわしくもあつかましくもなるだろう。
でも、俺の本気をどうか受け止めて。
風よ。春の風よ。
奇跡と言うものがあるなら、
あの色紙に書いたメッセージ、歌と共に、
俺の思いもあの子の元まで届けておくれ。
卒業おめでとう、くるみ。
高校最後の日の君はやっぱり、輝いていたよ。
最後にその顔を見れてよかった。
さようなら、くるみ。
夢で出てこないでね。
会いたくなってしまうから。
ありがとう、くるみ。
ちょっとだけ、恋の切なさが分かったような気がするよ。

最後にもう一度。
くるみ、好きだよ。
アイラブユー。


※「くるみ」は仮名です。色々な関係により、本名は伏せてあります。
一応詩みたいな感じなので、勝手な引用は禁止します。
また、「くるみ」という名前は、Mr.childrenの「くるみ」という曲から取りました※


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