Pすけ☆の気まま日記

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アビエイター



2005年3月23日(水)


■タイトル

アビエイター


■本文

アビエイター☆みました。

今朝の8時から。3時間。見終わってグッタリ(苦笑)すっご~く疲れた…_(
..;)_
今日の23時過ぎから二本目の上映をやるはずだけど、行く体力はないです(苦
笑)
上映が終わって友達に即連絡。いつもならハイテンションなんですが、久々にド
ーンと落ち込んでいたらしい。「なに!?LEOだからはしゃぎすぎたの??」って
聞かれたわ(笑)違うの~。眠くなっちゃったの(TT)あくびがぁ。
でもこれ、客がワンサカくる予定なんです。LEOだし。アカデミー賞ノミネートさ
れたし。CMからは想像が出来ないストーリーです。覚悟しろ~~(笑)


さて。作品のご案内。

   ハワード・ヒューズの半生を描いた注目の超大作。富も名声も手に入れた
伝説のゴージャスな男。しかし、その華麗なる人生の裏側には、救いがたい孤独
と狂気が隠されていた。
   彼は映画と飛行機、2つの分野のパイオニアとして歴史に名を残す実際の
人物。ここにはその姿がダイナミックに映し出されている。ハリウッド黄金時代
に壮大な夢を追いかけた男の真実の物語。18歳で父の残した石油採掘事業を受
け継ぎ、全米一の実業家となったものの、そっちは人に任せて単身ハリウッドへ
。父親の莫大な遺産をつぎこんで航空アクション映画の製作を開始する長身のハ
ンサムな青年。それが『アビエイター』の主人公ハワード・ヒューズ。彼は私設
空軍を編成し、自ら空中スタントもこなして1930年、24歳にして映画『地
獄の天使』を完成。史上空前の成功をおさめた彼は人気女優キャサリン・ヘップ
バーンと恋に落ち、その後も次々と話題作を世に送り出してハリウッドの頂点へ
と上り詰めます。その一方。世界最速の飛行機会社を設立。自らスピード記録を
更新し、人生の絶頂期を迎えたようにみえた彼だが、夢にのめり込むなかで何か
が狂い始める…。数々の栄光を手にした彼が本当に求めたものは何だったのか。


面白くないわけではないのよ。物語前半のテンポはすごくよかった。あの時代の
雰囲気を描かせたらスコセッシは絶品と聞いていた。確かに。髪型とか、化粧、
衣装。すごくよかった。私が期待していたケイト・ブランシェットはマジでかっ
こよくって!!私、キャサリン・ヘップバーンは知りません。すごくいい女優さ
んっていうのも、アカデミー賞主演女優受賞が4つっていうのもきいたけど。
でもケイトをみたら


<キャサリン・ヘップバーンてきっとこんな人だったんだろうな。>

って思えた。すごく特徴を強調して演技したみたいで、強いボストン訛り、独特
の笑い声。あごをツンってあげて喋る姿。「ほ~ぅ。」次第に彼女にうっとり。


「ディカプリオ必死の演技!!」と呼ばれた演技は本当に必死だったけど(^^;

久しぶりに、狂気を演じているLEOが見れたことには満足。バスケットボール・ダ
イアリーズ、太陽と月に背いて が好きなら、懐かしく思えるかもしれない。で
もまだまだオスカーには届かないのね。おしいなー。スコセッシの作品じゃオス
カー取れないのかなぁ。
(あまり本国アメリカで人気がないんだって。スコセッシおじさん)

冒頭のシーン。母親が小さな息子に何かを言い聞かせながら体を洗ってやってい
る。なんかの単語だな?その言葉は“隔離”。病気によっての隔離。チフスとか
コレラだったかな?このシーンで決定したことがある。「潔癖症はこの母親のせ
いだ…。」


すごいんですよ。「ハワード・ヒューズってこんなに変人だったの??」ていう
ぐらいすごかった。超がつく潔癖症。自分の手の皮膚が破れて血が出るほど手を
洗う。
なのに気が狂ってからは暗い部屋に閉じこもってゴミの山の中、自分の尿を貯め
ていくあの姿…。

ここで一言、「周りは病原菌だらけっていうのは認めるけど、自分だけは綺麗だ
と思ってんのか!!!???それはないぞ!!ハワード・ヒューズ!!!」

これはねーLEOの綺麗な部分が好きな人にはおすすめしません…。特に飛行機事故
で瀕死の重症を負ったあと!!怖いです。気が狂った後。怖すぎです。そしてだ
んだんだんだん孤独になっていく。死亡当時、本人だって確認がなかなか取れな
いほど、世間から遠ざかっていた彼は、何であぁなるのかは分からないけど、か
わいそうより、本当に怖いと思った。

もう少しハワード・ヒューズについて調べてから見ればよかった。「スコセッシ
の作品は説明してくれないから。」って言われましたよ。一緒に見てた映写仲間
に。確かに(苦笑)ギャング・オブ・N.Y.のときも「え?終わり??」って感じ
だったけど、今回の終わり方は最強です。「は!!終わっちゃった!!」で、エ
ンドクレジットが流れ始める。
尻切れトンボに思えたけど、死ぬところまでやられたらきっともっと沈んだかも

どーしても最後の10分が好きになれない作品だったわぁ。

でもまた見るんだろうなぁ。今度は勉強してから見ます。



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