Dec 2, 2004
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 今日の話題は、「南極と飛行機」です。

 昭和基地には、ピラタスポータとセスナの2機の航空機があります。私の越冬したときには整備で基地にはありませんでした。よって、聞いた話を書きます。

 両方の飛行機は、共にエンジンが止まってもグライダーのように滑空して着陸できるそうです。しかし、目的の滑走路にたどり着けるかは止まった地点によります。

 昭和基地の近くの海氷上(海の上)に滑走路が作ってあり通常はそこにおります。または、大陸上の滑走路に降りることができます。その他はでこぼこで降りることができません。

 そうした状況の中で、飛行中にエンジンが止まって滑空状態になり地面の寸前でエンジンがかかって助かったという話を聞いたことがあります。しかも、パイロット以外の人が操縦かんを握っていたときそういったことがおきたそうです。

 おそらく、通常はエンジンが止まることはかなり少ないとのことですので、パイロットがいたずらしてエンジンを止め、操縦かんをにぎった観測隊員をびっくりさせる為ではなかったかと言ううわさです。事故にならなかったからいいか…。

●この日記を読んでいただいて、少しでも「いやし」の空間として安らいでいただければ幸いです。
■「こんな事が聞きたい」と言うことがありましたらどしどしカキコして下さい!

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最終更新日  Dec 2, 2004 05:58:03 PM
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Re:南極と飛行機(12/02)  
 セスナとピラタスは今期限りで引退のようですね。私と同じ隊だった整備士が今越冬中で、来春持ち帰る予定です。
 ピラタスでは8000m上空の大気サンプリングをしたり(酸素マスクを使わないとさすがに息苦しかった)、やまと山脈(昭和基地より300kmくらい内陸でしたか)の調査に行ったりしました。 (Dec 4, 2004 10:09:31 PM)

Re[1]:南極と飛行機(12/02)  
penguin3.com  さん
ももちゃんパパ5787さん
> セスナとピラタスは今期限りで引退のようですね。私と同じ隊だった整備士が今越冬中で、来春持ち帰る予定です。
> ピラタスでは8000m上空の大気サンプリングをしたり(酸素マスクを使わないとさすがに息苦しかった)、やまと山脈(昭和基地より300kmくらい内陸でしたか)の調査に行ったりしました。
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おお、、、そうでしたか。8000mで酸素無しじゃ苦しいでしょうね!高山病になっちゃいそうですね。
やまと山脈は上空から見ると綺麗でしょうね…。
私も見てみたかった!
(Dec 5, 2004 01:36:47 PM)

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