ルナ・ワールド

ルナ・ワールド

PR

×

プロフィール

月野 かぐや

月野 かぐや

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

カレンダー

2005年03月31日
XML
カテゴリ: おもひで

私は小学校高学年ごろから、学校から帰るのが遅くなった。

夕焼けに染まる雲、だんだんと薄暗くなる空を見ながら、
肌では急激に温度が下がるのを感じつつ、
家までの短い道のりをポテポテと歩いていた。

温度が下がりだすと同時に、
家々からのいい匂いが強烈に強くなってきて、
すでに旺盛な食欲をもっと刺激する。

中学生ともなって、通学距離が伸び、帰る時間もさらに遅くなると、
その夕餉の匂いがよけい食欲と想像力をかきたてたものだった。


そこから台所の小窓をのぞいて
「ただいまぁ~」とやるのも大好きだった。

夜も7時か8時ごろになると、
どこか近所の人がピアノの練習をしているのが聞こえてくる。
下手だろうが、上手かろうが、
私は、誰かがピアノを真剣に弾いてる音を聞くだけで気分が良くなった。

最近は、レストラン街にでも行かない限り
夕餉の匂いもあまりかがなくなったし、
ピアノの音もあまり聞かなくなった。

子供の頃の思い出小景。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年04月01日 14時35分38秒
コメント(6) | コメントを書く
[おもひで] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:懐かしい風景(03/31)  
iskender  さん
夕餉って言う言葉、久しぶりに聞いた。。。
これも懐かしい風景をかもし出すいい言葉だね。 (2005年04月01日 16時20分54秒)

Re:懐かしい風景(03/31)  
SAKUZO2004  さん
そういえば、こっちで人の家の夕餉の匂いを嗅ぐ、
と言う事は滅多にありませんね。
私の夕方はね、お豆腐屋さんのラッパの音だった。
一昨年日本に帰った時、まだお豆腐屋さんきてたよ。
うれしかった。

私も家に帰るなりカレーの匂いがしてたりすると、
小躍りしましたね。 (2005年04月01日 16時23分38秒)

iskenderさん  
楽天かぐや  さん

>夕餉って言う言葉、久しぶりに聞いた。。。
>これも懐かしい風景をかもし出すいい言葉だね。

私も最近久しぶりに目にした言葉だったんだよねぇ。
どこでだったかはすっかり忘れたけど。(笑)
ほんと、なぜか懐かしい言葉だよねぇ。
(2005年04月01日 16時28分55秒)

SAKUZO2004さん  
楽天かぐや  さん

>そういえば、こっちで人の家の夕餉の匂いを嗅ぐ、
>と言う事は滅多にありませんね。

そうなんですよ。実は今日、ふとそれに気づいて。
建築物の材料やスタイルの違いとか、家々の距離の違いとか、一般的生活様式の違いとか、ちょっと考えてみると理由はいろいろ思いつくのですが、普段はなかなか気づきませんね。

>私の夕方はね、お豆腐屋さんのラッパの音だった。

ほほぉ~。そうなんですかぁ。家の近所は回ってきませんでしたねぇ。話の中ではよく読むけど。

>一昨年日本に帰った時、まだお豆腐屋さんきてたよ。
>うれしかった。

そういうのってすっごく!!嬉しいよねぇ。

>私も家に帰るなりカレーの匂いがしてたりすると、
>小躍りしましたね。

あぁ~、わかるなぁ。
私は何よりも具のたっぷり入った味噌汁の匂いが好きだったかも。味噌汁なんて出ない日のほうが珍しかったのに。(笑)
今でもAが味噌汁を作り出すと、喜んで「味噌汁作ってるの!?」って飛んで行っちゃう。あ、考えてみたら実家でもやってる。私もお手軽なやつですわ。
(2005年04月01日 16時34分56秒)

Re:懐かしい風景(03/31)  
我が家の近所にピアノマン(と私たちは呼んでる)が住んでいて、夜8時ぐらいに仕事から帰ったと思われる彼が、ベィビーグランドピアノに座ってる姿が通りがかりに見える日がある。音は聞こえないけど、穏やかな気持ちになれるから、幼きかぐやさんがピアノの音を聞きながら帰り道を歩く姿を想像しました。

誰かか待っててくれて、おまけにごはんを作って待っててくれる家に帰ることが出来る幸せ。

その幸せを子供に提供し続けられる母でいたいと思いました。
(2005年04月01日 23時26分30秒)

キャスルナイツさん  
楽天かぐや  さん

>我が家の近所にピアノマン(と私たちは呼んでる)が住んでいて、夜8時ぐらいに仕事から帰ったと思われる彼が、ベィビーグランドピアノに座ってる姿が通りがかりに見える日がある。音は聞こえないけど、穏やかな気持ちになれるから、幼きかぐやさんがピアノの音を聞きながら帰り道を歩く姿を想像しました。

音も聞こえてくるといいですねぇ。あっ、でも、キャスルナイツさんの家はいつも自分たちの音楽であふれていそう・・・。

>誰かか待っててくれて、おまけにごはんを作って待っててくれる家に帰ることが出来る幸せ。

>その幸せを子供に提供し続けられる母でいたいと思いました。

贅沢ですね、確かに。私もずっとそれがあったわけではないのですが、幼い頃はほぼ毎日でした。やっぱり恵まれてたなぁ。
(2005年04月02日 00時19分37秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: