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Perfect★w-inds.
「キレイだ」
君と出逢ったのは春だった。
1年D組
橘 慶太
慶「俺D組!?微妙だなぁ・・・」
僕の名前は橘慶太。今高校に入学しました。
僕の運命を変える人がここにいることなんてまだ知らない。
D組の教室に入り、そっと自分の椅子に座る。
慶「知ってる奴いねぇなぁ・・・」
「ねぇ!あなた橘くん?」
振り向くとかわいい女の子がいた。
慶「なに?俺になんか用?ナンパ?笑」
君は一瞬むかっとした顔をした。
「違う。千葉涼平っていう先輩知らない?」
慶「そんなことか」
僕はそっぽを向く。
「あなたと千葉先輩同じ中学だったの。ねぇ知ってる?」
慶「うるさいなぁ・・・知らないよ」
「なんだ・・・」
君はそれから黙って僕の元を離れた。
慶「なんだよあいつ」
僕も最初は君に好印象なんてなかった。それなのに・・・
先生「席替えするからなぁー」
慶「えっ・・・もう席替えかよ」
席替えの隣が君だった。
「よろしくね。橘くん」
慶「うん」
君はにこっと笑って僕を見た。
慶「あのさぁー千葉?だっけ。好きなの?」
「へっ!?」
慶「いきなりそんなこと聞いてきたしさ」
「違うよぉ。千葉先輩は演劇部なの。この高校の文化祭に去年行ったんだけどそこで千葉先輩すっごい演技うまかったの」
君の目はキラキラしてた。それがちょっとうらやましかった。
慶「ふ~ん。でも知らないや」
「そうなんだ・・・」
慶「だって俺ほとんど学校行かなかったし」
「えっ!?なんで」
慶「だってめんどくさいじゃん」
僕は昔からお調子者だと言われてきた。でも興味があることにしか動かないただのわがままな性格だった。
「学校行かないでなにしてたの?」
慶「遊んでた」
「よくここ来れたねぇー」
先生「そこ!仲がいいのはいいけど静かに!」
慶「先生ごめんなさぁーいww」
先生「じゃあ今日はここまで」
「橘くん、明日ね」
慶「じゃあねぇ」
家に帰ると母さんがいた。
慶「珍しいじゃん。家にいるなんて」
母「あっおかえりー入学式どうだった?」
慶「そう言うなら来てくれたらよかったのに」
母「誰が高校の入学式なんて行くのよ」
慶「そう言って小学校のも中学校のも来なかったよねww」
僕は余裕のある笑顔で言った。
沈黙が流れる。
慶「ちょっと出かけてくる」
僕は家を飛び出した。
僕の家は両親が離婚した。父さんはいない。そして母さんは遊んでばかりで僕に小学校のころからかまってくれなくなった。
だからなのかな?僕は「演技」をしだした。
いつも余裕のある笑顔。これがもう治せない病気になっていたんだ。
-そんな自分が大嫌いだ-
朝になった。だるい感じがして学校に行く気がなくなった。
慶「もう休もうかな」
そのときにふと君の「橘くん、明日ね」という言葉を思い出した。
慶「行かないとだめなのかなぁ?」
僕は急いで制服に着替え、家を出た。
「おはよう」
教室に入ると君が僕の席の隣に座っていた。
慶「おはよっ」
女子A「橘くんちょっといい?」
慶「えっ?なに?」
いきなりクラスの女子2人が僕に話しかけてきた。
女子A「あたしたち橘くんのファンなの。一緒に写メ撮ってくれない?」
女子B「お願い!」
慶「あぁー別にいいよww俺、かっこいいしね笑」
カシャッ
女子B「ありがとぉww」
慶「いいよww」
女子2人は去っていった。
女子A「慶太くんマジかっこいいww」
女子B「かっこいいなのに優しいなんて最高すぎるーwwもうマジ惚れたよww」
女子たちの声は遠くにいても丸聞こえなくらい、でかかった。
慶「ファンだってーww嬉しいww」
別に嬉しくないくせにそう言ってしまう。
「モテモテだね。橘くん」
君はそっと笑う。
その姿にちょっと胸がドキっとした。
慶「千葉先輩ってどんな人か気になるな」
思ってもないことを言ってこのドキドキをごまかした。でもこれが涼平先輩との出会いのきっかけだった。
「ほんと!?じゃあ一緒に部活見学行かない!?」
慶「あ・・・あぁ・・・」
「じゃあ決定wwてか今日部活紹介やるんだよねww」
慶「そうなんだー」
先生「じゃあ今から体育館で部活紹介やるからみんな体育館に移動だ」
体育館に着いて席に座ると君と隣だった。
慶「げぇー笑」
「なによ笑」
慶「千葉教えてねww」
「千葉先輩でしょ笑」
いろんな部活が紹介された。演劇部の紹介は異常に遅く僕は寝てしまっていた。
「橘くん、起きて!」
慶「んあ?」
「次、演劇部だよ」
涼「みなさ~ん!起きて起きて!今からショート劇始まるよぉ~」
でっかい声で叫んだのが涼平先輩だった。
慶「あれが千葉涼平?」
涼平先輩は綺麗な顔でとても役になりきっていて僕はすっかり見入ってしまった。多分僕と涼平先輩は同じだと思ったんだろう。
そしてその放課後、僕と君とで演劇部の部活見学に行くことにした。
涼「あっもしかして入部希望者?どうぞーww」
部室に入るとすぐに僕らを迎えてくれたのが涼平先輩だった。
涼平先輩は近くで見るほうがずっとかっこよくて、僕はその瞳に吸い込まれそうだった。
「やっぱりあたし、演劇部に入る」
学校からの帰り道で君が笑いながらいった。
慶「へぇー」
「橘くんは?」
慶「俺は・・・まだ考えてる」
「そっか」
君の後ろ姿。僕にはすべてがうらやましいと思った。
慶「あの・・・」
「なに?」
慶「橘じゃなくて慶太でいいから」
君を見ずに言った。君はにこっと笑うだけだった。
初めて人を愛しいと思った。
次の日。
「おはよーww」
慶「おはよっww」
僕は君のことが好きなのかな?そればかり考えていたから昨日の夜は眠れなかった。
そして授業の時間になった。
「授業中、手紙交換しない?」
君がこそっと言う。
慶「いいよ」
君は嬉しそうにメモをだして一生懸命になにかを書き出した。
「はい」
かわいいメモに君が書いた言葉
「”慶太、ずっと学校に来てね”」
そんな一言が僕には嬉しかった。今までこんなことを言ってくれる人はいなかった。
慶「”わかったよ。で、演劇部にはいつ入部するの?”」
「”来週くらいかな”」
こんなやり取りを僕らはずっとしていた。
いつのまにか僕のかばんの中には君との手紙がたくさん入っていた。
その日の放課後。
「今日も演劇部の見学行かない?」
慶「あぁ~どうしよかな」
こんな会話をしていると僕のファンだと言っていた女子2人が会話に入ってきた。
女子A「橘くん、演劇部に入るの?」
慶「いや、まだ決めてない」
女子B「橘くんが入るならあたしも入ろうかなぁ~♪」
「えっ?」
女子A「あの千葉って先輩かっこよかったよねww」
女子B「部活紹介のときの人?マジかっこよかったぁーww」
慶「・・・」
女子A「あの人と橘くんがいるんだったらあたしも入るww」
女子B「じゃああたしもww4人で一緒に見学行かない?」
君のほうを見ると君は悲しそうな顔をしていた。
慶「・・・真剣にするんじゃないなら来るなよ」
僕はぼそっと言った。
女子A「はっ?」
慶「そういう中途半端な気持ちで来るなって言ってんだよ!こいつと俺は本気で演劇部に入ろうと思ってんだよ!」
今度は女子をにらみながら怒鳴った。
女子B「なにそれ・・・バカみたい!行こう!」
女子は怒りながら教室を出て行った。
こんなに感情がむき出しになったのは久しぶりだった。
ただ君が悲しむ顔だけは見たくなかった。
「ありがとう・・・」
これは好き?っていうのかな。この日から僕の恋は始まった。
君と僕は演劇部に一緒に入った。
あれから2年がたった。
君と僕は高校3年生になった。
1年部員A「慶太部長!!今日もすっごいかっこいいですね!!」
慶「そう?ありがとう」
1年部員B「慶太部長、これってどこに置けばいいんですか?」
慶「あぁ、これ?これは龍一に聞いて。龍一!!」
龍一はいなかった。
慶「あいつどこ行った?」
龍「慶太先輩なにか呼びましたか?」
慶「呼んだよ!これどこに置くの?」
龍「あぁ~これは・・・」
龍一は2年生。こいつだけは後輩って感じがしない。
慶「てか、龍一また彼女とデートしてたの?」
龍「えっ?見てたんですか?」
慶「あんだけイチャついてたら誰でも見るって!笑」
どうして、龍一はあの傷が癒えたの?僕にはまだしっかりと傷が残っている。しつこい男だって自分でもあきれてる。
「慶太!」
高い、かわいい声が僕を呼ぶ。振り返ると君が笑っていた。
慶「あっ・・・」
「慶太さぁ~龍一くんに雑用やらせてどうすんのよ」
あきれたように笑う君。
慶「あっ龍一には今度の部長をやらせるつもりなんだ」
「ふ~ん。でもあんた部長になって何ヶ月なの!?」
慶「あっ・・・はははは」
涼「笑ってごまかすな!!」
耳元でいきなり怒鳴り声がした。振り向くと涼平先輩が立っていた。
慶「涼平先輩!?また来たんですか!?」
涼「・・・嫌なのか?笑」
慶「嫌なわけないじゃないですか笑」
涼「慶太部長はやめろって前言ったばっかだろ」
涼平先輩も君のようにあきれた顔をした。
慶「後輩たちが勝手に呼ぶんですよ!」
「うそばっかり!!笑 後輩に”俺を尊敬すること”っていっつも言ってるじゃん!!」
涼「おい。笑」
そして君と涼平先輩は顔を見合わせて笑った。
あれは僕が2年生で涼平先輩が3年のとき、涼平先輩が引退する文化祭で君に告白するという対決を僕と涼平先輩と龍一でした。
僕は知ってた。君が涼平先輩のことが好きなこと。
それでも1%でも可能性があるのなら諦めたくなかった。
本当はすごく焦ってた。君と涼平先輩が両思いになるのは嫌だった。どうしても短時間で君を手に入れたかった。なのに僕は”余裕の笑顔”を作った。君にも涼平先輩にも龍一にも僕にも。
結局2人は結ばれ、今でもラブラブだ。
涼「今日、一緒に帰ろうか」
「はい!」
2人は顔を赤くして話す。
龍「あっ涼平先輩!!」
龍一は涼平先輩が大好きだ。犬のように甘える。
涼「龍一くん、久しぶりww」
龍「大学どうですか?慣れましたか?」
涼「う~ん。まぁまぁ」
龍「でも学校離れちゃってもラブラブなんですねww」
龍一が涼平先輩をからかった。
「龍一くん、やめてよ//」
僕は言葉がでなかった。
慶「俺、早退していいかな?ちょっと調子悪いみたい」
調子が悪いんじゃなくて、苦しい。ただ早くこの場から消えたかった。
龍「慶太先輩、大丈夫ですか!?」
涼「俺、送るよ」
「慶太、大丈夫?無理しないでね」
僕と涼平先輩は部室を出た。
涼「えっとお前、チャリで学校来てるんだっけ?」
慶「はい」
涼「じゃあ2人乗りしよう。俺がこぐからお前後ろ乗れよ」
慶「えっ、でも俺重いっすよ・・・」
涼「俺、一応体力あるし、大丈夫だよ笑」
涼平先輩は男らしくて、優しい。君が好きになる理由がよくわかる。だってこの人は俺の演技を見抜いた人だ。僕はこの人を本気で尊敬してる。
慶「涼平先輩、ありがとうございます・・・」
涼「乗って」
僕は涼平先輩の後ろに乗った。
涼「あのさぁー慶太、もしかしてまだ、引きずってる?」
涼平先輩が自転車をこぎながら僕に聞いた。僕はまた見抜かれたことを恥ずかしいと思った。
慶「正直・・・まだ・・・すいません。涼平先輩。まだあなたの彼女のことが好きです」
そう、僕はまだ君への気持ちを引きずっていた。好きで好きでしょうがなかった。
涼「いや、わかるよ。もし俺が慶太の立場なら絶対あいつのことまだ引きずってるよ。だって愛してるし」
涼平先輩の声は僕よりもずっと落ち着いていた。
慶「俺、どうしたらいいんですか・・・?」
沈黙が続いたまま僕の家に着いた。
涼「着いたよ。じっくり家で考えれば?」
慶「仮病ってわかってたんですか!?」
涼平先輩はこくんとうなずいた。僕の顔が赤くなる。
涼「人の気持ちなんてさ、変えられないよ。自分にしか。だから俺は慶太にあいつのことを諦めろなんて言わない」
涼平先輩の顔は優しかった。こんな僕を見捨てないで大事にしてくれる。
慶「チャリ、乗って学校戻ってください」
涼「ありがとう。なんかあったらすぐメールしろよ!」
慶「ありがとうございます」
涼平先輩は学校の方向に向かって帰っていった。
僕は君を諦めないといけない。
涼平先輩と君の幸せな関係を壊したくない。
冷静に考えてみた。僕と君は全く正反対だ。
僕は不真面目で、寂しがりやなくせに感情を素直にだせない。
君は真面目で、素直で、優しい。
それに僕は誰にも愛されてないじゃないか。
僕と君は数字に例えたら6と9だ。そうだ。きっと。
僕は居間に行った。汚い居間の真ん中で抜け殻のように座り込む。
急に1人ぼっちになったようだった。
居間にはいつ食べたかわからない、食べ散らかしたインスタントの空っぽ容器とそして君への想いを忘れられずに涼平先輩を傷つけたロクでもない僕が残った。
慶「どうして・・・いろんなことが望み通りに行かないんだろう・・・」
僕の目からすーっと涙が流れた。
慶「そのうち忘れるんだ。もう高校を卒業したら会わない。連絡も取らない。思いつめてもしょうがない。君は僕を見てくれない」
僕は独り言を言った。どうしても今日で君への想いを諦めたかった。
そして自分の部屋に行き、君と交換した手紙が入ってる缶を出して1つずつ紙飛行機に変えて飛ばした。
願いごとは1つだけ。
慶「できるだけ遠くへ飛べ!」
これは僕から君への願い。遠く飛んでもっともっと羽ばたいて。
部屋の中は大量の紙飛行機で汚くなった。することがなくなった僕はDVDや、CDを置いてる棚をあさった。
ボトッ
なにか落ちたので拾ってみると僕が繰り返して見たカンフー映画のDVDだった。
慶「これでも見ようかな。気を紛らわそう」
DVDをつけて見た。いつもなら見るたびにドキドキするけど今日はしない。見る気も起きない。
○この先作成中○
めちゃくちゃ更新が遅れてすいません・・・↓↓
話が全く思いつきませんでした(´□`;)
できるだけ毎日更新するんで、よろしくお願いしますww
慶太、めっちゃ切ないですね・・・でもみなさんにもこんな経験あるんじゃないでしょうか?
無理に諦めようとして自分を言い聞かすこと。
私にはそんなことがありすぎなんで意外と慶太がマイナス思考になってるところは書きやすかったです。
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