Perfect★w-inds.

「SUPER LOVER~I need you tonight~」


いや、困難っていうより・・・死にかけてる??
涼「えぇ~~~~~なんで俺猫に追いかけられてるのぉ!?」
千葉涼平。21歳。w-inds.のリーダーやってます。今人生最大のピンチ。
猫に追いかけられてる。猫って言ってもただの猫じゃない。ゾウのようにでかい猫だ。
猫は諦めることもなく追ってくる。
涼「しっ!しっ!早く諦めろよ!!」
それでも猫は追ってくる。
涼「穴発見!!」
俺は小さな穴を見つけ、そこに潜りこんだ。
猫はその穴の前でうなっているが、手を入れることも出来ないのでうなっているだけだった。
涼「ふーなんとか生き延びた」
諦めたのか猫のうなり声がなくなった。汚い穴はトンネル状になっていた。俺は少し奥まで行って腰を下ろした。
涼「なんで猫があんなにでかいんだよ・・・」
汗が流れ落ちる。それにしてもここはどこなんだ??人もいない。
トンネルの奥からなにか音が聞こえた。低いうなり声。俺の顔が一気に真っ青になる。
なんと出てきたのは同じ背くらいのねずみだったのだ。
涼「なんで!?なんで!?なんでねずみがこんなにでかいんだよ!!」
そう叫びながら俺は一気に穴から抜け出した。ねずみは幸いなことに俺を追いかけなかった。
涼「死ぬかと思った・・・」
俺はポケットからケータイを探したがなかった。サイフもなかった。
仕方がないので歩くことにした。
ちょっと明るいところに出ると俺の顔がまた真っ青になる。
全てのものが自分よりあきらかにでかいのだ。人が巨人のようにでかい。建物もかなり巨大だった。
涼「ここどこなんだよ・・・」
俺はその場にしゃがみこんで泣き崩れた。
「ねぇ・・・?」
振り返ると巨人がしゃがんで俺を見ていた。
涼「!!」
巨人は女で、俺を手のひらに乗せるとまじまじと見つめだした。
涼「俺はおいしくないです!!」
自分でなにを言ってるのかわからなかったけどとりあえず言ってみた。
女は唖然とした顔で口をぱくぱくさせた。
「あなた・・・w-inds.の涼平くん・・・?」
涼「そうだけど・・・君、俺を知ってるの!?」
女はこくこくとうなずくと自分のポケットの中に俺を荒々しく入れると全速力で走り出した。
涼「い・・・痛ってぇー!!優しくてよ!!てか走らないで!!」
普段はあまり怒らない性格だが、自分の体が今まで味わったことがないくらい揺れ動いているので叫んでしまう。
何分かして女がポケットの中から出してくれ、机の上に俺を置いた。
涼「気持ち悪い・・・あんな揺れ動いたことないよ・・・」
ふらふらしながら座る。
「ごめんね。すごい事態だなって思うと走っちゃって・・・」
涼「すごい事態?」
「涼平くん、なんで小さくなってるの?」
俺は首をかしげってよく考えてみた。俺は小さくなんてなってない。むしろかしいのはこの女や、猫たちだ。
涼「俺、巨大の世界に来ちゃったみたい。俺を普通の世界に帰して欲しいんだけど」
そう言うと女は吹き出した。
「ぷっ。笑 巨大の世界って・・・笑」
涼「笑ってないでちゃんと聞いてよ」
女は咳を1つすると俺に顔を近づけた。
「ここは巨大の世界なんかじゃない。涼平くんが小さくなったんだよ」
涼「えっ・・・?」
俺は部屋を見渡した。すべてのものが大きい。机だってかなりの面積だ。イスだって高すぎて座れない。
涼「俺が小さくなったの?」
女は無言のままクローゼットを開けてなにか取りだした。それはリカちゃん人形だった。リカちゃん人形を俺の横に並べて鏡で映した。
「涼平くん、リカちゃんと同じサイズだよ」








また中途半端に連載しちゃいました。笑笑
これはちょっと前に流行った「南くんの恋人」の涼ちゃんバージョンですww
小さい涼ちゃん飼いたい。死
でもこんなんになったら大変だろなぁ・・・これもちょこちょこ連載していきます!!


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