仙台虎の子供と過ごす毎日

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発達障害



初めて聞いた言葉でした。

そもそも自閉症って何なのかも知らず、電話で、家内から
「広汎性発達障害って言われた。自閉症なんだって。幼稚園もだめ」
と半ば興奮気味で言われて、ネットで調べて愕然としたものでした。

この言葉は、その程度しか知られていません。

このブログにいると、もうたくさんの人がご存じであるかのように思われますが、まだそんなにも知られていないと思います。

1940年代に、レオ・カナーという児童精神科医が論文で発表して、精神医学の分野で広く知られるようになったものです。

でも一般の認知度は高くありません。自閉症を、精神病の一種だと思っていらっしゃる方も多いようです。

自閉症ー広汎性発達障害は、脳の機能障害であり、治ることはないのです。
一般に知能障害が伴い、社会性・言語によるコミュニケーションの障害、想像力の障害があると言われています。

自閉症には、知的障害を伴わない高機能自閉症、言語能力の障害のないアスペルガー症候群(アスペルガーはオーストリアの精神医、ちなみに上記自閉症はカナータイプとも言うようです)などと言われています。

ただ、自閉症とひと言で言っても、様々な症状を示し、ここに分離して、この子は、○○自閉症、 あの子は○○自閉症、などという分類は出来にくく、高機能自閉症の中でも、いろいろな事が出来たり出来なかったり、でその分類は多種多様であり、とびとびで分類できないことから、自閉スペクトラムなどと言われています。

さて、ウチの息子。

1月に再診してもらったときは、
「少なくともアスペルガーじゃないわね。言葉、しゃべってないから。自閉症よ、自閉症」
先生は、自閉症、であることを強調していました。

いろんな子供を見過ぎているために、事務的で、母親、特に精神的にデリケートな母親に容赦のない言葉を浴びせる先生なので、評判は良くないようですが、
少なくとも、自閉症、と言う言葉には大きな抵抗感があります。そもそも自閉とは何なんだろうと思います。

この言葉は、少なくとも見た目だけで判断した誤った言葉ではないかと思います。

やはり広汎性発達障碍、と書くべきかも知れません。

障害じゃないでしょう。


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