LimeGreenさん

村上さんの本、おもしろそうですね。

神父による虐待って、神父ぢゃない人による虐待よりも衝撃的に報じられますけど、やっぱり件数が多くて、「そうゆう傾向」が数字で裏付けられてるみたいですね。真面目にせっせと神に仕えてて職務を全うしようとしてるフツーの神父さんはたまったもんぢゃないです。

被害者も、みんな当時のことはなかなか言えないまま大人になっていく方が多く、問題はほんとに複雑ですね。 (Feb 2, 2021 09:04:56 AM)

ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 31, 2021
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カテゴリ: 映画、テレビ
「濃厚接触者」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 ある教区のカトリック教の信者たちが、幼少時(約30年前)に神父に虐待されたことを教会や警察、報道機関に公にし、彼を告発しようとする。
 日本語の公式サイトは https://graceofgod-movie.com/

 よくできた映画だと思った。
 ただ、ぼくは実話を映画化するんだったら、むしろ実際の当事者を取材してドキュメンタリー映画として観てみたかったというのが本音。そのほうが説得力がある。
 てか、この作品、フランス映画だけあって、しかも監督がフランソワ・オゾンさんだけあって、映像が芸術的で美しすぎて、かえって現実味がない。リヨンの街もかっこよく撮れてる。

 後半にかけてどんどん面白くなっていく。被害者らは30年前の名簿を頼りにこの変態神父との接触者を追跡し、当時かなりの子どもたちが被害に遭っていたことを確信、「被害者の会」を結成し互いに励まし合いながら告発の準備を進める。その一方で、仕事や家庭に恵まれた現在の穏やかな暮らしを犠牲にしてまで嫌な過去を掘り返したくないという者もいる。そのへんの被害者たちの葛藤が一番の見どころ。
 カトリック教徒として内部告発するのか、改宗して異教徒の人間として告発するのかという問題もある。自分の信仰する宗教には誇りを持ちたいのは誰でも同じ。

 いろいろ詰め込まれてて長い映画だけど、観る価値あり。こうゆう問題は昔も今も実際に存在することをきちんと認識するとこから始めないと。

「アスリートAの告発」 のように被害者目線の作品はけっこう知られてると思うけれど、加害者に直接取材したドキュメンタリーも探せばある。ぼくが観たことあるのは、 「Deliver Us from Evil バチカンを震撼させた悪魔の神父」





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最終更新日  Feb 1, 2021 10:44:27 AM
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Re:映画:グレイス・オブ・ゴッド 告発の時 (2019年フランス)(01/31)  
LimeGreen  さん
「被害者の話」「加害者の話」って真っ先に思い出すのは村上春樹さんが書いたノンフィクション(珍しいことですが、本人「やらなくちゃ」みたいな使命感があったらしい)の「アンダーグラウンド」と「約束された場所で」です。映画じゃなくて本ですけどね。「アンダーグラウンド」のほうは松本智津夫(麻原正晃)の刑が執行された直後に読み返しました。

カソリック教会神父による虐待の場合は、被害者もなかなかSpeak-up出来なかったんじゃないかという気もしますよね。どの性的虐待のケースでもそうだと思うんですけど。私は加害者も昔は被害者だったんだろうなという気もしているし(子供のころにGroomingされたせいで虐待かどうかの判断がつかないのではと思っていたんだけど)。 (Feb 1, 2021 10:48:38 PM)

Re[1]:映画:グレイス・オブ・ゴッド 告発の時 (2019年フランス)(01/31)  

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