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June 6, 2006

雨ざあざあ降ってきて・・・・

いったん家に帰りピアノのレッスンへ行こうと思ったら
雨がざあざあ降ってきて、傘をとりにかえりました。

心の中まで雨ざあざあでは、困るので、
今日はヴァイオリンの曲でも聴いて癒されることにします。

ＢＧＭ　ブラームス　ヴァイオリンソナタ第１番　「雨の歌」
　　　　　ヴァイオリン：　オーギュスタン・デュメイ
　　　　　ピアノ：マリア・ジョアン・ピリス

詩も好きなので紹介します。

メールで送ってくださる方がいたのですが、そのときに紹介してくださって知るようになりました。

＊＊
雨の歌作品59の3　（グロート詩）

雨よ滴をしたたらせて　ぼくのあの夢をまた呼び戻せ。
雨水が砂地に泡立った時　幼い日に見たあの夢を！
けだるい夏の蒸し暑さがものうげに　爽やかな涼しさと競い
つやつやした木の葉は露に濡れ田畠の緑が色濃くなった時。　
何と楽しいことだったことか　川の中に素足で立ったり
草に軽く手で触れたり両手で泡をすくったりしたことは！
あるいはほてった頬に冷たい雨の滴をあてたり
新たに立ち昇る香気を吸って

露に濡れたうてなのようにまた恵みの露にひたり
香気に酔いしれた花のように幼な心も息づいて開いていた。
ときめく胸の奥深くまで
どの雨の滴もぞくぞくするほど冷やして
創造の神々しい営みは秘められた生命の中まで浸透した。

雨足が戸外で音を立てた時部屋の中でぼくらが歌った歌を！
あの雨の音に快い、しっとりした
雨垂れの音に再び耳をすまし
あどけない幼な心のおののきで
ぼくの魂を静かに潤したいものだが。

詩：クラウス・グロート

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最終更新日 June 6, 2006 11:35:43 PM
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■コメント

素敵な詩

miki さん

雨の日が好きになれそうです。 (June 7, 2006 03:14:23 AM)

返事を書く

Re:♪６月６日の参観日・・・・(06/06)

☆ スピカ ☆ さん

私も詩、大好きです。
この詩は…文章からそのとき感じた温度や香り、そして気持ちが匂い立つような素敵な詩ですね。心が豊かになりました＾＾
会社の女性の方も、毎月詩を送ってくださるなんて、素敵な方ですね。 (June 7, 2006 09:23:31 PM)

返事を書く

Re:素敵な詩(06/06)

ぴんぽんぱん６６６さん

mikiさん
＞雨の日が好きになれそうです。
-----
ようこそ！！とてもうれしいコメントです。
雨の日の多いなかの束の間の晴れの日がある
６月は結構好きだったりします。
またこの季節にあったピアノ演奏聴かせてください。 (June 8, 2006 01:16:24 AM)

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Re[1]:♪６月６日の参観日・・・・(06/06)

ぴんぽんぱん６６６さん

☆ スピカ ☆さん

こんにちは。詩があるなかで、バイオリンソナタを聴いてみて情景をうかべたりするのが楽しいです。

＞会社の女性の方も、毎月詩を送ってくださるなんて、素敵な方ですね。
-----
いろいろある仕事のなかで、ちょっと肩のちからをぬいてみることができる気配りはお見事でした。
正社員が減り、派遣社員になると、だんだんそうはいかなくなりますが、ゆとりが少しあると元気をいただき、アイデアもわくのかもしれません。 (June 8, 2006 01:21:55 AM)

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