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夕方からは小雨まじりの様相、 四ツ谷から上智大学のそばを通り、紀尾井ホールへと向かいました。迎賓館近くのこの通り、春先にはお花見もでき、初夏には紫陽花の花が見事です。冬まっただなかの中、あっというまにそんな時期もくるとおもい歩きました。
KST(紀尾井シンフォニエッタ東京)アンサンブル2009
~ウィーンを彩るアンサンブルの名品~
さいきん、アンサンブルのコンサートづいていますが、メンバーがそろわないと、なかなかお目にかかれないプログラム。
モーツァルト フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 KV285
(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
モーツァルト セレナード第11番 変ホ長調 KV375
(オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2)
ブラームス ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
(ピアノ、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ)
多くの楽器の音色が心地よく、楽しく音楽が聴けました。
モーツァルトのセレナード、アイネクライネナハトムジークのように弦楽合奏が主体かとおもえば、この11番のように管楽合奏のようなものがあるそうです。
管楽合奏のことをハルモニー・ムジークということ、プログラムノートで知りました。
左から、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットの順で並ばれていて、オーボエとクラリネットの主旋律の対比は聴いていておもしろいものがありました。
モーツァルトのK375の第2楽章のメヌエット、木管楽器の音の温かさを感じながら聴き入りました。
モーツァルト、ブラームスの並びでのプログラムは、コンサートではよくあることですが、相性がいいことも感じました。重厚なブラームスの演奏がますます映える感じ、ピアノパートは、若林顕さんの演奏で楽しみました。
クララ・シューマンが「交響的なスケール感」という指摘をもとにかかれた作品。
もともと弦楽五重奏曲のものをピアノ2台に改作し、さらにピアノ五重奏曲に改作されているとのこと、この間2年の歳月があり、練りに練った感じが伝わってきます。
そういえば、午後3時半ごろ、会社で外部セミナーを受けていたのですが、コーヒーブレイクの休憩時間のBGMがこのブラームスでした。面白いとりあわせでもありました。
今日も演奏会に恵まれました。ひさびさに紀尾井ホールへ行けてよかったです。
ブラームスの曲は、また弾いてみたくなりました。
あの混み混みの和声と重厚な感覚は弾いていてぞくぞくすることもありますし、
譜読みは楽ではありませんが、展開部の泣けてくるようなきれいなメロディはおとなの音楽だとも思いますし。この作曲家特有のオーケストラや弦楽四重奏のようなことをピアノ1台での表現していくこと、いろいろ追求しがいがありそうです。
紀尾井ホールでもらったちらしのなか、ツィメルマン来日コンサートのものがありました。バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの作品とだけあって曲目未定です。op.118,op.119とかかつて聴いたことありますが、やはりこのあたりでしょうか。2年ほど前のヴァイオリンソナタ2番・3番のピアノパートも思い出されます。
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