pinky's murmur

pinky's murmur

2009.01.24
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見たい! と書いた
『ベンジャミン・バトン -数奇な人生-』の試写会に行ってきました♪

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生まれたばかりのベンジャミン(ブラピ)は、
あまりの醜さと妻の死に逆上した実父に捨てられてしまうんだけど、
そんなに悲劇的じゃないのが予想外。

『エレファントマン』的な展開を想定してたので少しホッとしたけどね。

生まれた時から80歳の肉体というハンデはあるものの、

仕事したり、恋したり、でも特筆すべき盛り上がりもなくて、
淡々とベンジャミンの数奇な人生をながめている感じで映画はすすむ。

なのに後半は号泣。なんなんだろう?

手塚治虫『火の鳥』に若返る男の話があるんだけど、
気分的にはそれと似てるかな。

ベンジャミンはちょっと寡黙なふつうの男の子だ。見た目おじいさんなだけ。
でも、多感な時期を老人ホームで育つということは、
知り合いのほとんどがすぐ死んでしまうということ。すごく淋しい。
彼が特異な肉体でなくても、ああいう達観した静かな性格になるのかも。

単なる作り話=ファンタジーなんだけど、
いつのまにかベンジャミンの成長を見守っている感覚になっているので、


あぁ、思い出しても涙がでちゃう。

雰囲気が『フォレスト・ガンプ』っぽいなーと思ったら、脚本が同じ人。
ああいうテイストがお好きならおすすめです。

映画館じゃないので椅子が悪くて167分後には腰が痛くなったけど、
見てよかったと思える映画でした。





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Last updated  2009.02.06 23:14:25
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