♪ ぴよちゃんの部屋 ♪

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ステキな詩

~ステキな詩~


         『命』   宮越 由貴奈(小学4年)

命はとても大切だ

人間が生きるための電池みたいだ

でも電池はいつか切れる

命もいつかはなくなる

電池はすぐにとりかえられるけど

命はそう簡単にはとりかえられない

何年も何年も

月日がたってやっと

神様から与えられるものだ

命がないと人間は生きられない

でも

「命なんかいらない。」

と言って

命をむだにする人もいる

まだたくさん命がつかえるのに

そんな人を見ると悲しくなる

命は休むことなく働いているのに

だから 私は命が疲れたと言うまで

せいいっぱい生きよう



この詩は由貴奈ちゃんが入院中に書いたものです。
長野県こども病院の院内学級に通われた時に書いたステキな作品です。
そして、その4ヶ月後に亡くなりました。11歳でした。

この詩はあちこちに取り上げられて今、大活躍しています。
学校の道徳の授業に使われたり、長野県人養護委員会の会誌や、あるお坊さんの法話文にも載り、NHKテレビの県内ローカルニュースでも流されたり、子ども病院の病院長は公演の資料にされたり、「病気の子どもたちの絵画展」では話題となりました。
























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