一年☆貧乏イギリス生活

イギリス1日目

イギリス1日目






27/07/2003/sun (イギリス時間) 晴れ
ヒースロー空港到着!

16時くらいにヴァージンアトランティックは、無事ロンドン・ヒースロー国際空港に到着

ちょっと気流は悪く、揺れたりしたけどなんとか無事に着いてよかった!
でも、機内でトイレに2回しか行けず、かなりトイレ行きたいし、酔い止め飲まなかったのでかなり、気持ち悪い!(うえっ)
私には、必需薬だね、旅行には・・・

募金後、重い荷物を肩から下げ、飛行機から降りる
飛行機と空港をつなぐ通路?みたいな所から、イギリスの空が見えた!
本日は晴天なり~
青い空に、白い雲がぽっかり浮いている
なんだか、寝ぼけてるせいか、さっきの成田となんら変わりない風景に思えるけど、
外を走っているトラックやダンボールには、ちゃんと英語が書かれている!(感動~)
ただいまぁ~、イギリスちゃん。来たかったわぁ・・・(TT)

久々のひとり旅なのと同時に、これから行くのはドコ??と内心、めっちゃ焦る・・・
えーと、入国審査?でも、スーツケースは・・・

とにかく、上の目印を見ながら、日本人が進む方についていくと、baggage claim(荷物受取)の文字が
でも、たくさんターンテーブルあって、どこがヴァージンがわからん!
この後、出口で代行会社の人と待ち合わせしてるので、焦るわ~
早く見つけないと!

ここで、いきなり人に話しかけたくなったので、
空港の女性の方に、英語で「ヴァージンのバゲッジクレームはどこですか?」と聞いた
この国に来て、初英語だわ!
そうすると、すぐそこ!ちゃんと見ればよかった!!
でも、話しかけたかったので、しかも、なんとか通じて気分は一気に有頂天に

いっつも、このスーツケース待ってるの、緊張するんだよね・・・
自分の出てこなかったらどうしよう・・・って、心配性の私は不安になる
私のスーツケースは、間違われないように好きなバンドのステッカーだらけ
だから、間違えられっこないんだけどね

スーツケースを受け取り、いざ入国審査へ!
これが、今回緊張している事のひとつ
イギリスの入国審査はとても厳しい
特に、入国回数が多いほど、どんどん厳しくなるという
でも、今回は短期なので、あまり問題ないだろうけど

どうして厳しいのかというと、イギリスは不況の嵐
そこに、外国人がやってきて、イギリスで働かないように、審査を厳しくしているんだって
後は、犯罪者ではないかというもの
だから、入国審査では、留学生の場合は働く目的できたのか聞かれます
一ヶ月くらいなら、聞かれないと思うけど

その時は、きちんと働かない事を告げないと、最悪の場合、入国拒否をされるので、こわい!
もし、1年などの長期で、アルバイトをしながら勉強するつもりできたとしても、
入国の時は言わない方が無難
そんな事で、帰されなくないもんね

まあ、私は短期なので、問題なく、一気に入学許可証やら、ステイ先の住所を提示したので、あっさりOK!
ちょっと、拍子ぬけ!すっごい構えてただけに
でも、ヨカッタヨカッタ
なんだか、ものすごくたいそうな事をした気分になり、悠々と待ち合わせ場所へ向かう

出口付近には、タクシーの呼び込みやら、留学生の送迎の人やら、
なんだか中近東の人がたっくさんたかってて、通るのがやっと・・・
待ち合わせ場所に目印を持ってるとのことなのに、持ってないじゃん!!
でも、すぐに日本人ばかりだから、わかったけど(持っててくれよぉ~)

私は、50代の女性と一緒に、同じバンに乗ってホームステイ先に向かった
ドライバーは中近東のおじさんで、むすっとしててこわそう・・・
おじさんは、女性のスーツケースは持つのに、私の持ってくれず、すっごい大変だった
手荷物でさえ10キロあって、スーツケースも25キロ
計35キロを、押してるのはかなり大変!

しかもおじさん、イギリス住んでるはずなのに、パーキングまでの道、めっちゃ遠回りしてんだもん
途中、物乞いの少年たちがたかってきて、手荷物を慌てて、前に抱えた
空港が一番スリが多いからね
うかれてる観光客を狙った犯罪が、多いし(私もうかれてるひとり)

バンに乗り、いざロンドン市内へしゅっぱーつ!
すっごいいい天気なんだけど、
なんだか頭痛くて、これからホストファミリーに会うのに、体調悪かったら最悪なので、薬を飲んだ
ずっと女性と話していたら、彼女は、毎年自分へのご褒美で、1ヶ月や3週間の短期ステイをしているんだって
とっても、素敵だなと思った

私だったら、その歳になって、今自分がやることを、できるのだろうか?
でも、とても自信がついた
いくつになっても、やりたいことをチャレンジする事はできるって




まずは、彼女が先にホームステイ先に到着
私は、最後・・・(先がヨカッタ)
なんだか、まだ会って1時間もしてないのに、別れるのが心細かったな・・・

いよいよ私のステイ先へ!
でも、街が閑散としているエリアに行くから、かなり不安
もっと、活気のある街がいいよー
でも、住宅街だけど、閑散としている所にとまった
4世帯つながった家のはじっこ



ドアをノックし、ドアが開くと、そこにはやさしい笑顔を浮かべた婦人が!
白人のやさしそうな方
一気に、不安で気持ち悪くなってたのが、なおった!(^^)

ドライバーと別れ、(話してないのに、とっても寂しかった)中を案内される
私の部屋は二階
階段をスーツケースをあげるのが、一苦労だったよ
だって、25キロあるからね
ホストマザーも手伝ってくれて、一緒にあげた
ホストマザーに、「あなたはいったい、どのくらい滞在するの?」
と、あまりの荷物の重さに笑われてしまった



部屋は、キッズルームでちょーかわいい
ブルーの壁に緑と白を貴重にした、とっても広いお部屋
スーツケースも3つは広げられるくらい
ヨカッタ~、部屋にスーツケース置けなかったら、どうしようと思ってたんだ
(たまに、部屋におくと汚いとか、狭い部屋の子は、ガレージに持っていかれる事があるみたい
そうすると、貴重品入れられないからね)

とりあえず、ちょっとゆっくりしたら下にきて、と言われてトイレ行った
やっとだよ~
トイレはピンクでかわいかった
でも、このとき、どこかの部屋から、男の人の咳払いが聞こえて、慌ててトイレが出た
下に行くとき、ちょっと緊張!
英語だよね?うわ~、通じるのかな、不安~
いくつか基礎の英語をみてから、よし!と気合いれた

下に降りていき、チューブマップ(地下鉄路線図)を持っていき、明日から行く学校への行き方を聞いた
学校は、サウス・ケンジントン
この家の最寄り駅から、ベーカールーラインでパディントンまで行き、
パディントンからディストリクトラインでサウス・ケンジントンまで所要時間は、約30分

でも、このふたつのラインがあまり来ないらしく、結局時間はかかりそう・・・
とりあえず、駅までの道を教えてくれることになった
なんと、車で!
歩くと、15分くらいかかるそう

街は、ほんとに住宅街なんだけど、そんなにキレイってわけでもないし、普通
ゴミはそこらじゅうに落ちてるけどね(イギリスのゴミ事情は、深刻)
駅はどこだ?と思ってたら、ホストマザーが「あれよ」という
え?あれが~?
木造の小屋みたいな駅で、改札も3つしかない
しかも汚い駅・・・

切符の買い方とか教えてもらったけど、あまりわからなかった(^^;)
そして車で戻る
道はまっすぐ行って、右に曲がるだけの簡単な道だけど、なんだか遠そうだなー

とりあえず、部屋に戻り、「ディナーができたら呼ぶからね」といわれた
部屋で、荷解きもせず英語の本を読む私・・・
でも、ほんとこの部屋快適だなー
まさか、こんな広いと思わなかったし、テレビまであるし、机も広い!
しかも、トイレバスが二階なので、すっごい楽!
ヨカッタヨカッタと、本を読んで15分くらいすると、呼ばれたので降りていった

ディナーは、プレートにチキン3つとポテト3つ、ブロッコリー、など
それに、水



驚いたことに、水は水道水から直!あまり冷たくない
とっても乾燥してて、喉がかわききってたから、お腹こわすとかあまり考えず、飲んだ(お腹こわさなかったけど)
私は、チキンがあまり食べれない(ささみなら平気)
でも、食べないわけにはいかないので、我慢して食べた(日本人・・・)

ホストマザーと二人きりの食事
時間は、19時頃だったけど、全然明るい
サマータイムのイギリスは、夏は日が暮れるのが22時頃
お昼のような明るさの中、ディナーを食べるのは、なんだか変な感じがした

しかも、初対面の人との食事って、結構私は食べれない
そこに、英語
しかも、自分が話すため、食べるのがとっても遅くなってしまって、1時間くらい食べてたかも・・・

でも、結局量が多くて食べきれず、残した
最後は、私のはプレート半分でいいから、と言ったけど、後日からの食事は、別に減ってなかった・・・
まあ、ガンガン残してたけどね

ディナーが済むと、紅茶とチョコムースを出してくれた
ほっと息をつきながら、ファミリーの事を聞くと、16歳くらいの女の子と、18歳の男の子がいるんだって
女の子は寮か何かに入ってて、家にいなくて
男の子は、ギリシャに夏休みの旅行に行ってるって
初め、「グリース」っていうから、グリースってどこだろう?
と、「イギリスですか?」っていうと、ギリシャの事だったよ
日本と言い方が違うから、わからないなぁ(勉強しろ!)

ホストマザーはメアリーって言って、名前で呼んでいいよ、と言われた
いろいろと話して(片言の英語で)いると、突然、男の子がキッチンに登場!
色が黒くて、黒髪。細身の子
何人かわからないけど、アジア系
よくわからないけど、「ハロー」と言うと「こんにちは」と言われた!
日本人じゃん!!でも、なんで???息子じゃないし・・・

メアリーに聞くと、なんでもこの家には他に3人、留学生がいるって
上の階には、私とその男の子
下の階には、二人部屋でイタリア人と韓国人の女の子
全然、知らなかった!(ちょっと安心)

そこで、一緒に男の子もディナー
メアリーには、「オンリー イングリッシュ!」といわれたけど、結局は日本語で話してました・・・
彼は大学生で休学して、6月から来ているんだって
来年の2月までは、ロンドン→湖水地方→カンタベリー→ロンドンと、地方の学校もまわって、日本に帰国するという
そんな留学もありなんだなぁ、と興味深々!

ここでメアリーが、彼に「明日、彼女を学校まで案内してあげて」
やった!
すっごい初日、不安だったんだよねぇ
でも、彼は16時からの授業なのに、私は9時からの授業
しかも、別の学校
でも、彼はオッケーしてくれて、明日は6時半起きで、7時50分に出る事になった

すっごいやさしい人で、よかった~
不安だったけど、いざとなれば彼が助けてくれるだろう
年下だけど、とても信頼しきってしまった私・・・
しばらくすると、他の二人の子も帰ってきて、仲よさそうに部屋に入って行って、一緒に食事をした
私はとっくに終わってたけど

イタリア人の子は16歳、めっちゃかわいい!金髪で顔ちっちゃくて、お人形さんみたい
年齢よりも若くみえたな・・・
韓国人の子は、韓国美人!色が白くて黒髪で、かわいい笑顔
とってもやさしそう

食事を終えて、部屋に日本人の子と2階に戻った
少し私の部屋で話したあと、近くのスーパーを案内してくれる、っていうので一緒に家をでた
すでに19時すぎなのに、まだ明るい
ちょっと外出るの緊張したけど、彼はもう一ヶ月いるので、大丈夫でしょう

スーパーや街を案内してもらって、家に着いたのは、21時過ぎ!
家のルールで、お風呂は22時までだから、かなり焦った!!
しかも、他に3人もいるし・・・
前の人が出た後、すぐにお風呂に飛び込んだ
もう、とにかく早く出ないと次が待ってるから、髪もシャンプーだけ。しかも、ちゃんと洗い流せてない
体も、あまり丁寧に洗えず、とにかくさっさと出た
しめて、15分弱・・・驚異の速さ(ふだん1時間は入るのに)

とにかく、急いで部屋に戻った
はぁ。。。落ちつく
それからは、明日の学校の支度して、ものすっごい眠かったから、22時には眠りにつきました
おやすみなさい!(zzz・・・・)




















Laboratory:001







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