| 28/07/2003/mon 晴れ |
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ついに!学校初日です かなり緊張していたせいか、アラーム3つかけたけど、携帯のアラームで飛び起きました 音が響くかな、と思って(人ん家なんで、かなり気を配ってる) 7時間30も寝ました。よく寝た・・・ 家の日本人の男の子(以下、Dくん)は、前の日にメアリーに私を学校まで送ってあげて、 といわれていたので、午後の授業なのに一緒に早起きしてくれたらしく、洗面所から水の音がする 私はもう先に顔は洗っていたので、メイクをしようとしてたら部屋にきて、7時20分には出ようと言ってきた 夜、もう一度考えて、最初の時間じゃ間に合わないと思ったらしい(ちゃんと考えてくれて嬉しいな) すっごいイイ人!年下なのに、しっかりしてるなー ブレックファーストは、毎朝決まったメニュー パン(ホワイトのか、胚芽入りのパン)好きな方、シリアル(味のないもの) セミスキムミルク(瓶に入った、私が一番今回はまった飲み物)オレンジジュース(100%) ジャム(ストロベリーかマーマレード)などが用意されているので、 自分が食べたい物を、食べたい量勝手に食べて、登校するスタイルでした 朝はみんな時間がまちまちなので、適当な時間に、勝手にキッチンで食べてOK この日は、初日のせいか、メアリーがかわいいネグリジェ姿で、朝食の食べた方を教えてくれた 気楽なスタイルで安心 たくさん留学生もいるし、ホームステイだけど寮みたいな感覚 とにかく、Dくんの存在はデカイ。安心だし、心強いな・・・ 家を出たのは、7時30分。ちょっと出るの遅くなってしまった 朝食が終わってから歯磨きして、Dくんが洗面所で、ワックスを髪につけてセットしていた(ツンツンっぽく) なんだか、その姿を見て、ちょっとドキっとしてしまった私(何してんだ、私・・・) 見ようとして見たわけではなく、洗面所行こうとしたら、いたわけで。。。 彼氏以外の男の子の、朝の姿(?変な言い方)を見るのは初めて(でもないか。。。 友達もあるけど、Dくんはなんか違った)で、どきどきしてしまいました(コワイおばちゃんだわ!) 駅に着き、トラベラーズカードを作ることに これは、定期なんだけど、私は滞在が一ヶ月なので、期間分のを作る チューブの定期は、ゾーンによって金額が異なり、私はゾーン1&2を購入 たしか、18000円くらいしたかも かなり高いよね。。。当然、現金なかったのでカード払い イギリスは、ほとんどどこでもカードOKなので、とても便利だった(カードの方が、イギリス人は喜ぶらしい) でも、このトラベラーズカードは、決まったゾーンだけではなく、 ロンドンを走るバスも乗り放題なので、後にかなりお得だと実感した しかも、トラベラーズカードを作ると、定期いれを無料でくれて、かなりうれしい けど! 私がもらったのは、ナショナルレイルのもの Dくんがもらってたのは、アンダーグラウンドのマークの入った、 ちょーかわいいもの(後に、みんなほとんどこっちの方をもらってたと知り、かなりショック) トラベラーズカードを作るには、パスポートが必要 ちょっと真面目風の私のパスポートの写真に、 Dくんは、「全然違う!」と、ちょっと失礼な(?)発言をしてましたね。。。 このパスポート、ちょうど期限がきれてたので、出発の2ヶ月前に、どこに行く予定もなく、 暇なので更新して作ったんだけど、写真でかなりてこずった 写真に規定があるのを忘れてた私は、 いつも仕様の私で撮影(首に、シルバーのスタッズのチョーカー) そしたら、パスポートセンターで提出した時、そこの受付の女に、ぶっと笑われ 「こぉれは、、、ちょっとぉ・・・」って言われた!(--メ) だから、写真を取り直して3回くらいで、やっとOKでたのです・・・ だから、真面目仕様 そうだよね、国際身分証明書だもんね。。。 トラベラーズカードを作るとき、Dくんに、「さあ、イングリッシュで!」と そこからは、私に英語でやらせた その感じが、とってもかっこよかったな 私、お兄さんぽい人好きなんだよね 実際は、年下なのでお兄さんではないけど、上から目線のやさしい感じ、、、すっごい好き! ちょっとどきどきした(朝からどきどきしっぱなし。。。つーか、学校初日でどきどきしろよ、私・・・) チューブを二つ乗り継いで、学校のある駅に着く 場所がよくわからなく、地図を手にDくんが近くの花屋に聞き、学校を探すとすぐに見つかった! 学校は白い建物のビル そしたらDくんが、後ずさりして 「じゃあ、頑張ってね、またね!」 と言って、やさしいたのもしい笑顔を見せて、去って行ったの なんだか、その姿にすごく頼り甲斐を感じて、同時にいきなりロンドンで1人になって不安になった でも、そうも言ってらんない! 時間はすでに8時30分をまわってる~ 集合が8時30分なので、まずい! でも、Dくんいわく、遅刻は全然平気だって でも、初日だし、、、と思って、カスタマーサービスのある2階へダッシュ その時、途中のイスに、アンケートみたいのを書いてる人たちがたくさんいた きっと、今日入校の人だな 見てる限り、日本人が多かった 受付で、遅れてごめんなさいと謝ると、ちょー陽気な人が、「IT'S OK!はっはー」と、ゲラゲラ笑う 良かったぁ~、よさそうな学校 そこで、さっきみんながやってたものを渡されて、 プレースメントテストを受けて、先生と軽く喋り、先生が英語力を判断 その時、その先生が「あー」とか悩んでいたので、もしかして、私の英語は初級でもだめなくらい、 英語力ないんじゃ・・・それで悩んでるのかもと弱気になってたら、下から3つめのクラスに行くことに クラスに入ると、4~5人 ぱっと見、かっこいい人はいない でも、ジョン先生はいい人だ。握手をして、席に座った そうすると、自己紹介ごっこみたいのが始まった みんなが、私に向かって自分の自己紹介をしてくれるんだけど、 何言ってんだかサッパリわからん。。。(ヤバイ) そうこうしてるうちに、次々と新入生が入り、クラスは4~5人は増えた うち4人は日本人 ちょうど、大学生の夏休みと重なり、入ってきたのは、みんな大学生 クラスのカザフスタンの人が、 「ジャパニーズばかりだな、ここはジャパニーズクラスか?」 って皮肉ってて、むかついた 後は、隣の席のブラジル人の男と女が、ずーっと授業中にぺちゃくちゃ喋ってて、 全然授業に集中できなかったよ 午前9時から12時までのクラスで、間に20分の休憩が入るんだけど、 休憩の時なんて、誰とも喋れなかった 日本人の子同士は、知り合いみたいで二人でどこかに行ったし なんだか、せっかく大金はたいて来たのに、つまらなくなりそう・・・不安! 他に話せそうな人いないしなぁ。。。 なんだか、クラスの年齢層かなり高い 後半の授業はなんだか身にならず、やる気ゼロ でも、このまま明日を迎えたくないので、勇気を出して帰る時に日本人の子に話しかけたら、 みんな同じ代行会社の子で、すぐに気が合った 日本人同士で固まるのはよくないけど、私は情報交換とかするにはいいと思う 実際、日本人とは絶対に話さないっていう人は、逆に外国人にもバリアをつくっていたしね その後は、他のクラスの日本人の女の子とも合流して、初日の感想を言おう!と、カフェでランチ 他のクラスの子は、かなり英語が堪能、Mちゃん 同じクラスの真面目な大学生の子、Aちゃん 同じクラスの元気な大学生の子、Sちゃん この子達とこの日、友達になれて本当によかった 出会わなかったら、また一ヶ月もつまらなかったでしょう みんなでパリに行く約束したり、なんだか楽しくなってきた でも、やっぱり「日本人でかたまっちゃったね」と反省もしたけど・・・ だから、英語でなるべく話すルールをつくった ランチの後は、ナショナルヒストリーミュージアムに行った ここは入館無料なのに、恐竜の博物館みたいで、かなり良い! この日はカメラを忘れて撮れず、後日ひとりで何度も通ったほど。。。 恐竜好きの人は、絶対に行った方がいい あとは、石も展示してたし、ガーデンではとっても壮大な写真の展示もあり、 興味深い(写真は、期間限定かも) その後、ヴィクトリア&アルバート(V&A)ミュージアムに ここには、近いので両方まわって行く人ばかり こちらも、入館無料で、絵画や彫刻などの展示があり、とっても広く、 国ごとに展示もあり、おもしろいです ここにも、何度も通いました 私が好きなのは、大好きなゴルチエの衣装の展示 すっごい素敵な服ばかりで、圧倒されました その後、ハイストリートケンジントンに移動し、 セントメアリーチャーチ(だったかな・・・)に行った ここは、にぎやかな街中にありながら、一歩中に入ると、石造りの建物が喧騒をかき消した ひんやりする空気が漂っていた 中に入ると、観光場所というのではなく、本当に静かな教会 中にいたのは、ほんと数人でそれぞれ個人で来ている みんな、心を落ち着けるためにきたとういう感じで、静かに教会の中のイスに座り、 目前に広がる壮大な風景を見ていた 中は木漏れ日がかすかにさしこむ程度で、少々薄暗い 大量のゆりの花が飾られ、ゆりの香りが良いこと なんだか、それまで騒いでいた私たちも、とても神聖な気分になり、 静かにそれぞれの時間を楽しんだ 私は、横で大きな机に座っている、かわいいおばあちゃんに近寄った おばあちゃんは、私を見るとにっこりとかわいい笑顔を見せ、書き物をしていた 私は、なんだかこのおばあちゃんとの出会いが、涙が出るほど感動したのを今も覚えている すごくやさしい瞳で、やさしく見てくれた その瞳の中には、人を疑う心を知らない、美しい心の眼差しがあった 私は、今まで初対面した人で、ここまで心が美しいと一瞬で感じた時はなかった 人種差別なんて当然ない 私は、何かおばあちゃんとかかわりたくて、でも英語が喋れるわけでもないので、 置いてあったポストカードを買う事にした いくらかは忘れたけど、そんなに高くなかったと思う おばあちゃんにお金を出して買うのかと思いきや、教会だからなのかわからないけど、 お金を入れる箱があり、そこにお金を入れてポストカードを買う おばあちゃんは、私たちを信じてお金を確認しようともせず、にっこりと微笑んでいた 私はこういう時、本当に神様がみているのでは、と思う その人の真の道徳さがわかる瞬間 きっと、おばあちゃんがここにいない時もあるだろう そういう時、ついお金を入れずにポストカードを持っていきそうになるのでは、、、 でも、誰もみていないのではなく、自分が見ている 神様が見ている(たとえ教会でなくても) そして、ケンジントンパークに行った 中には、ケンジントン宮殿がある でも、もう閉館時間だったので、入らなかった そのかわり、パーク内を散歩 それだけでも、とても楽しい 大きな湖に白鳥がいたり、秘密の花園(私が命名。 というのも、垣根の中をひょいと見たら、美しいガーデンがあったのだ)を見たり、 リスがいたり、とても広いパーク 時間が17時30分になったので、初日だしということで、ちょっと買い物をして別れた ここからは1人。一気に、また緊張! というか、今回1人でチューブで帰るのは初! なんとか、Dくんに教えてもらったとおりに駅につき、昨日メアリーに教えてもらった道で帰る 家が見えた瞬間、すっごい安心した よかったぁ~間違ってない まだ鍵を渡されていなかったので、家のドアをノックすると、メアリーがやさしい笑顔で迎えてくれた 初日でぐったり疲れてたので、ディナーは早めに18時30分に1人で食べた 食べ終わった頃、Dくんや他の子が帰ってきた ばたばたしてたので、Dくんに今日のお礼を「ありがとう」くらいしか言えなくて、ちょっと後悔 すっごい助かったから、もっとちゃんと言いたかったな でも、Dくんは笑顔で「いいよ~」って言ってくれてた 今度、ちゃんと言おう Dくんのおかげで、初日から楽しい学校生活が迎えられた、って・・・ その時、メアリーが「お茶は?」と言ってくれたけど、もう食べ終わったし、 その時紅茶も飲んだから、いらないと言った その後、「じゃあ、デザートは?」と言われて、それもお腹いっぱいだったし、断ったらDくんが 「お茶とデザートは、セットだからディナーの後食べていいんだよ」って言ってた そうなんだぁ、、お茶はわかるけど、デザートつきなんて結構、待遇いいな! あさってから食べよう 韓国人のシオンに年齢を聞かれた。シオンはちなみに22歳。Dくんと同い年。私は○○歳! すごいシオンに驚かれた 「全然見えないよね!」 とDくんに言うシオン。Dくんノーコメント(!)だけど、にやにや笑ってた 「やっぱり日本人は、若く見えるね」 と言われた(わーい^^) お風呂も、ディナー後すぐに入った お風呂も出て、部屋に入ると、そこは自分の城! プライベートな時間 明日は、ロンドン観光とパブに行くので、メアリーに明日のディナーはいらない、と言っておいた 部屋を整理したり、日記も書いたりしてたらもう10時30分 すでに、21時から眠い(時差ボケってほどでもないけど) きっと、初日だし気も張ってて、疲れたんだろう なんだか、イギリスでは23時までも起きていられなそうだよ・・・ 眠いなぁ~・・・そろそろ寝るかな あー、英語が、せめて人並みレベルまで行きたいよ・・・ 自分が本当に喋れなくて、コンプレックスだ それにしても、着いて初日からなんだか、胸の下がやけにかゆい・・・ 虫さされなのか、下着ずれなのか・・・(なった事ないけど) かきすぎて、皮が薄くなり、今度は痛くなってきた あと、足にもさされたっぽい跡が。。。 ダニ?虫?なんなのーー |