
妊娠後期は、とにかく重たいお腹がつらかった!
日々ものすごい勢いで大きくなるお腹・・。
激しくなる胎動・・。
自分のことながら、びっくりでした。
つわりよりはましだけど、大きなお腹で暮らすのは、四六時中10kgの米袋抱えてるようなもので(10kgもないんだけどね)、想像以上に大変でした。
自分の足は見えないから歩くのも大変だし、すぐ息切れするし。
息切れは貧血のせいもあったらしく、検診で貧血を指摘され、鉄剤を飲むようになってちょっと良くなりました。
夜もお腹が安定しないからなかなか寝付けず、抱き枕を購入しました。
これは、良かったですね~。
日中はなるべく出歩くようにしてましたが、家にいるときはトドのように寝てばかりいました。
1日1日がとても長く感じられ、早く産みたい!って思ってましたね~。
妊娠すると、特に後期は動け動けと言われます。
マタニティーエクササイズやスイミング、ヨガ、ビクスなど妊婦さん向けの運動もいろいろあります。
私はエクササイズに数回通いましたが、運動と言うより、ストレッチみたいなものでした。
呼吸法の練習や、産む時のいきみ方などを教わりました。
これは、実際とても役に立ちました。
ただ実際、運動としては、それほどの運動量ではないと思います。
それでも息切れひどかったですけどね。
妊娠後期になると、運動しようとしても体がついていきません。
歩くのがやっとです。
ですので、どちらかというと体を動かしてリラックスするためにやる、という感じのような気がします。
運動しなきゃ、と嫌なのにやるのは逆効果と思います。
妊娠期間の数ヶ月だけ運動したからって、安産かどうかはそんなに変わらないんじゃないかって思います。
むしろ、好きなことをしてリラックスして過ごすことが大切なんじゃないかなって思います。
陣痛来てからは動いた方が進みが早くていいらしいですけどね。
私がとてもショックだったのは、一緒に妊娠期間を楽しんでいた友人が8カ月で突然重症妊娠中毒症になり、緊急入院、緊急帝王切開で出産になったことでした。入院2日前まで一緒に温泉に行ってたのに、あれよあれよと悪くなり、幸い主治医の先生の判断で大事にいたらず出産しましたが、赤ちゃんは1000g強だったし、お母さんは具合が悪くて面会謝絶だし、一時は本当にどうなることかと心配しました。
妊娠中毒症にならないために、塩分を控えて体重を増やしすぎないようにしよう、などと言われますが、友人は私より生活に気を使っていたし、体重も理想的な増加でした。結局、防ぎようがないのです。
妊娠中毒症がどうして起こるのか、これもよくわかっていません。
1回なると次の妊娠でもなりやすくなるため、「体質的なもの」という言い方もされますが、必ず繰り返すわけでもありません。
どうやら、なぜかある段階で母体が胎児を異物とみなし、それを排除しようとしてしまうらしいのです。
ですので、その妊娠を中断しない限り、よくなることはありません。
なんとかだましだまし妊娠を継続して、いよいよだめになったら胎児を出すしかないのです。
経験者の話を聞くと、徐々になるのではなくて、本当にある日突然むくみだし、どんどん悪くなるようです。
防ぎようがないので、早く発見して適切な時期に出産することが大事です。
判断を誤れば子供だけでなく、お母さんの命にかかわります。
体重を毎日はかること、むくみをチェックすること、すでにむくんでる人は塩分をひかえること、を心がけましょう。
おかしいな、と思ったら次の検診まで待たずに早く病院に行きましょう。
今は、早く出産してもかなり小さい子も助かります。
友人の子も、しばらく集中治療室に入院しましたが、今は全く正常に成長しています。
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