お気楽育児のススメ

お気楽育児のススメ

分娩

分娩

べびー7

ふたば2私の体験談

 初産の場合、子宮口が開くのにも、赤ちゃんが降りてくるのにも時間がかかります。
私の場合、メトロリンテルを入れたので子宮口は人工的に5cmまで開いたにもかかわらず、やっぱりその後は長かったです。結局、午前中から陣痛促進剤を使い始めて、産まれたのは夜の9時過ぎでした。
標準的な経過らしいので、普通に陣痛が来ても半日はかかるってことです。

 いきみを逃すのはつらかったですけど、いきみ出してからは痛みはあまり気になりませんでした。
数回いきんだだけで出産できる人もいるみたいですけど、私は20回くらいはいきんだような気がします。
いきむ、と言われてもピンとこないと思いますが、便を出す時の感じに似てます。
マタニティーエクササイズでいきむ方法も教わっていたので、これも役に立ちました。
でも、何もわからなくても助産婦さんが全部指示してくれるので、落ち着いてその通りにすれば大丈夫です。
私はほんとに吐きやすい体質らしく、分娩台の上でも何回か吐きました。
ようやく頭が出て、そこからはすぐでした。
赤ちゃんが出てくると、助産婦さんがタオルにくるんですぐに胸の上に乗せてくれます。
感動的な瞬間です。
このときにできれば授乳させてあげるといいそうです。
私はそれどころではなく、後で回復室に移ってから初授乳しました。

私は会陰切開はしないで済んだのですが、産む時に裂けてしまったため、縫合はしました。
これは痛かったです・・。
麻酔はしてくれるんですけどね・・。

 翌日から自室に戻り、入院生活の始まりです。
基本的には授乳指導が中心の日々でした。
貧血で鉄剤の点滴は受けましたが、それもすぐ終わりになりました。
昼間だけ母子同室だったので、夜は割とゆっくりできました。
授乳はつらかったですね・・。
乳首が切れてしまい、助産婦さんに勧められて馬油を塗ったりしてました。
2-3日後から乳腺がパンパンに腫れて、これも痛いです。
お乳が出始めているのに、まだ出口がよく開いてないから腫れるんだそうです。
会陰の傷も痛いし、お産の時に痔も出てしまったので、痛いところだらけでした。
みんな同じような状態で、授乳室ではドーナツ枕に座る妊婦さんがたくさんいました。
お見舞いの人もひっきりなしだし、けっこう入院生活は忙しいです。
あっという間に1週間経ってしまいました。

ふたば2分娩方法いろいろ

 私は大学病院の産婦人科でごく普通に産みましたが、最近は色々な分娩方法があります。まず、産む場所によって分娩方法も変わってきます。

ふたば11大学病院、総合病院
メリットは人手がたくさんあるということと、母体や胎児になにか問題がある場合の対応が早くできるということ。
特に小児科医がいるということが大きなメリット。
デメリットは、外来が混んでいる、必ずしも主治医がお産に立ち会えるとは限らない、研修医や学生がつくことがある、などです。

ふたば11個人経営の産婦人科病院
メリットはサービスが良いことです。
食事がおいしいとか、部屋がきれいとか、最近はまるでホテルのような産院もあります。
また、マタニティービクスやヨガなどを行っている産院や、アロマテラピーを取り入れるなど、積極的に様々な方法を取り入れている産院が増えています。
ただ、小児科医はまずいないので、生まれてみて赤ちゃんに問題がある時はどこかに搬送されることになります。
生まれる前に、もしものときはどこに搬送するのか、ちゃんと確認しておくと良いです。

ふたば11助産院
助産婦さんのみの産院で、基本的に正常な経過のお産しかみません。
普通のお産であれば、助産婦さんだけで十分対応できます。
メリットは家庭的な雰囲気で産めること。
助産婦さんならではのきめこまかいケアが受けられることです。
デメリットは医師がいないため、処置が必要になると搬送しなくてはいけないことです。
例えば、会陰が裂けても助産師さんは縫合できません。
でも、助産院を開くくらいの助産婦さんは、裂けずに生ませるコツを身につけているのだろうと思います。

ふたば11自宅出産
ある意味では一番自然なお産なんでしょうね・・。
最近は、自宅出産を選ぶ人も増えているようで、体験記もけっこう出ています。
自宅出産を手助けしてくれる助産婦さんがいらっしゃいます。
メリットは最もリラックスしやすいということ。
家族が自然に立ち会えて協力して産んだ、というう実感が得られることでしょう。
デメリットは、やはりなにかトラブルになった時に大変だということです。
いざというときに頼める病院は探しておかなければいけません。

 産む場所以外にも、無痛分娩、和痛分娩、ソフロジー、水中出産など、いろいろな分娩方法の選択があります。専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、自分に合ったお産の方法を探してみましょう。



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: