お気楽育児のススメ

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大脳を使わない育児

大脳を使わない育児


ママ2

ふたば2人間が人間であるゆえん

 人間は他の動物とどこが違うのでしょう。
基本的には人間も動物、そう大きな違いはありません。
ただ、特徴的なのは大脳がものすごく発達していることです。
大脳は「新皮質」という言い方もされるくらい、新しい脳です。
これがあるから、人間は複雑な思考ができ、言葉を話すことができて、コミュニケーションを緊密にとることができるわけです。
人間の人間たるゆえんは大脳にある、と言っても過言ではありません。

ふたば2育児をするのは人間だけじゃない

 そんな大切な大脳ですが、育児をする上ではむしろ邪魔になります。
理屈では子供は育ちません。
人間以外の動物も育児をします。
彼らは、たいした大脳がなくても、複雑な思考がなくても、誰が教えたわけでもないのにきちんと子供を育てあげます。
育児って、本来はとても原始的な行動なんだと思います。

 この題名の「大脳を使わない育児」はある小児科医師のお話の受け売りです。
その医師は新生児を専門にしている方ですが、お母さんたちが育児について考えすぎてノイローゼになる例を多数見て、そういう言葉にたどりついたようです。
赤ちゃんがなぜ泣きやまないのか、なぜ寝ないのか、なぜミルクをあまり飲まないのか、なぜ吐くのか、なぜ便がでないのか・・考え出すときりがないのです。
考えてもわからない、考えて対処しようとしてもうまくいかないからお母さんは育児ノイローゼになります。
考えちゃいけないんです。

ふたば2本能を信じましょう

 子供を産み、育てるというのは動物の最も基本的な行為です。
人間が人間である以前からやってきた行動なのです。
育児書を読まなくったって、誰かに教えてもらわなくたって、遺伝子にちゃんとやり方がインプットされているはずです。
お母さんは本能のまま、感じるままに育てていけばいいと思うんですよね。
赤ちゃんが気持ちいいように、そして自分が気持ちいいようにやっていけばいいんです。
考えすぎると大事なことが逆に見えなくなってしまうのかもしれません。



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