ワンコ大好きライダーの感想文

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初サーキットは…


今回のメンバーは走行班ポッキー・マッキー君・まっチュ会長・のっぽ君・HANME君・riemonさん・まにあっく君,
撮影班ゴート君・主人。

受付を済ませテーピングをし計測器を装着。経験者は白い受付ステッカー、初心者は黄色いステッカーを後続車から見えるように貼る。
準備万端。発車オーライである。
撮影班も受付をすませる。

サーキットに入るためにバイクに跨り下り坂を降りていく。
立ちゴケマスター・ポッキーが立ちゴケ。
原因?そりゃ足が短いからでしょう!!

経験者はどんどん走行を開始する。私達、初心者は走行の手順、注意事項、コースの説明などを受けた後、走行開始!!

始めの数週はコース確認と慣らし走行をする。じょじょにスピードとバンク角が増してくる、膝擦り擦りの人も・・・

ポッキーは悲しくなるほど遅い!!オソオソである。腕の無さを再確認(泣)
そろそろ走行時間も終わろうとしていた時に事件は起こった!
相変わらずオソオソのポッキーは渋滞を作り始め最終コーナーではかなりのバイクが後ろに着いていた。かなり焦って
『マズイ!早くどかなきゃ(>0<)』
下りの右コーナーを少しでも早く立ち上がろうとアクセル全開!(ここまでは憶えている)
車体は右に傾いたままリヤタイヤが左に流れ(そりゃ、当たり前だ)
90℃回転すると急にグリップが回復し、車体が起き上がり左に倒れた。
暴れ馬と化したバイクにロディオさながらに振り落とされ、
バイク&まっチュ会長の前に左肩・頭を地面にぶつけ体がシャクトリ虫の様に縮んだ、
そして・胴・足の順に落ち平行に並んだ。
まだエネルギーの収まらないバイクは跳ね返り右に倒れた。
運の良い事に自分の体はゴロゴロとバイクから離れたので足を挟まれずにすんだ。(これはビデオを見て知った事)
後続車を巻き込まなくて本当に良かった。
まっチュ会長止まってくれて、ありがとう!!
私だったら止まれず轢いてるよ。

主人は『もう、ダメだ』と思ったそう
ゴート君と主人が駆け付けてきた。主人の
「動くなよ!!」という言葉の意味はすぐに理解できたので
(頭ぶってるし頚椎損傷の恐れもあるからね)
「うん。」と答えた。(ここら辺は記憶がある)
ゴート君がバイクを外に出してくれた。少し意識が無かったが直ぐに回復し、サーキットから出た。
ビデオの一番最後のゴウト君の『ウワー、チョット コレハ…』
の続きはなんだったのだろう。気にになる。
今度転んだらずっとビデオ回しておいてね(^o^)ゞ

その後皆と話をしていたみたい。
テーピングを外し破損状況をチェックしていたことは憶えている。
少しでも大丈夫という事をアピールしたかったのかも。

豊川市立病院に向かう車中で、
「皆、巻き込んでない?」    「ないよ。」   
「六太(バイクの名前)は?」  「店長さんが取りに来てくれるよ。」
「私、転んだの?」       「そう」
だんだん様子がおかしくなって来たので近くの消防署に寄って
救急車を頼みポッキーを乗せると、主人は車で病院へ向かった。
初救急車を憶えていないのは残念だ。

CT、レントゲンを撮ったが異常は見られなかったので家路についた。
怪我はインナーと擦れた左肩の擦り傷。後日、気が付いた指の打撲。
転倒時に痛み止めをもらい、2日後、親知らずを抜いたので
合計10週間痛み止めを飲みつづけた結果、痛みに気が付かなかったのだ(^o^)ゞ
指がギシギシするし、たまに音もするなとは思ってたんだけど
ぶつけたんだからこんなもんかなって思ってた。
医者に来るのが遅すぎると言われた
直ぐに病院に行ってたらギブスはめられる所だったよ
そんなんじゃ仕事にならなかったから良かったかも。
転倒した翌日は体調不良って事にして休んだのでギブスなんてしてったら会社にバレちゃうよ(/≧◇≦\)
首は右に回らなくて合流の時に辛いので
3ヶ月位してから整体に行ったら一発で治った。
早く行けば良かったなぁ…

転倒した場合、ビデオ撮影をしていたのならば持って行って医者に見せると、
何処をぶつけたか判るので治療の参考になるそうだ。
無い場合はヘルメットを持って行けば、傷の位置で何処をぶったのか判るそうだ。

車の中では家に着くまで。
 ポッキー         主人               ポッキー
「私どうしたの?」    「転んだの。」          「ふ~ん」
「皆、巻き込んでない?」 「大丈夫だよ」          「よかったぁ」
「六太は?」       「店長さんが取りに来てくれるよ」 「ふ~ん」
「皆は?」        「先に帰ったよ」         「ふ~ん」
の、リピートだったらしい。(少し憶えてる)

翌朝、いつもの時間に起きて朝食を作ろうとすると
(主婦だねぇ(・∀・`*)ゞエヘヘ
主人が「いいから、寝てろ」
ポ  「何で?」
主人 「病院行くから」
ポ  「何で?」
主人 「転んだから」
ポ  「転んだの?」
主人 「憶えてないのか?」
しばし考える…
『転んだかも、しかし行った記憶がないなぁ…』

行ったことを思い出すと、タイムが気になる
恐る恐る主人にタイムの紙はどこか尋ねる
メチャ遅じゃん( ̄ロ ̄;)ガビーン
転んだことよりショックが大きかった

「朝ご飯はいいんだっけか?病院行くんだよね?
会社に電話してあるんだよね?
あなたも一緒に行くん…だよね?」
後遺症か聞いたことをすぐ忘れてしまう。
聞いたことをホワイトボードにメモしておいた。
(半日くらいで治ったけどね)

昨日、皆からメールをもらっていたので確認すると
ゴート君への返信で
「大丈夫だよ。ゴート君居たんだ!?」
彼は大丈夫じゃ無いじゃん!と思ったことだろうね(笑)

済生会に行き脳外科でCTを撮ってもらったが異常は無かった。

午後、純正スクリーンとマフラーを持って店に行き六太を見た、
思ったより軽傷に感じた。
立ちゴケ用のレーシングスライダーが役に立ったようだ。
って言ってもアッパーとシートカウルは割れサイドは傷だらけ。
ライトの裏は割れ、
シートレールは曲り、
Fカウルブレースは曲り、
スコーピオンのマフラーは折れ、
社外スクリーンは割れ
ブレーキレバー折れてたかな。
もちろん修理は走れる程度、カウルは自分で直した。
ライトは修理で対応。スクリーンとマフラーがあってよかった。
じゃないと、かなり高くついちゃうから…

ゴート君撮影のビデオを何回見ても思い出さない。転倒シーンを何回見てもコマ送りにしてもピンとこない。おそらく一生思い出さないと思う。

この事故で、私はハイサイドと言う言葉と意味を知った。
1 なかなか体験できるものでは無いらしい。
2 ある意味、自慢できるらしいヾ(´・ω・`;)ォィォィ
3 良い車体、良いタイヤでないとできないらしい。
と、いう事も・・・

走行中の記憶はブーツを擦っていた事、
友人が見学に来ていた事、
後ろが気になっていた事くらいである。
走行中の楽しい記憶が無いのは残念だけど、
転倒時の記憶は無い方がコーナーが怖くならなくて良いかもしれない。
でも半年くらいはトラウマになってしまった。

この転倒の御陰でライテクを見直し、勉強する良い機会になった。
ちなみに転倒をきっかけに二代目のツナギ購入、
主人にエアロパットをつけさせられました。頚椎の保護のもなるから。

よく、バイクを降りろと言われないものだと感心する。
主人はGPでハイサイドシーンを見るといつも
「ホントに良かったよ」と言う。自分もこの位ですんで良かったと思う
母もビデオを3回見ているがバイクを降りろとは言わない。
言っても聞かないのは判っているからだろう。
「無茶すると年取ってから、体に来るわよ。」とよく言われる。
よく判ってる。もうきますから…切腹!

二人ともバイクに乗るときは、必ず「気を付けなさい」と言う。
この一言に色んな意味が込められている。
大事な人たちが居るから、これが一番効く。

初サーキット・初ハイサイド・初プチ記憶喪失・初救急車と
一度に4つも初体験をしちゃいました(・∀・`*)ゞエヘヘ

P.S  このレポートは思い出した記憶と主人のコメントとゴート君のビデオを元に書きました。
     最初はサーキットに行った事も忘れていました。
     北川選手に「もう転ばなくなりました?」と聞かれ「
はい!」と答えたばかりなのにp(´⌒`。Q)グスン・・・
「立ちゴケマスターですよ。」と答えた事は正しかったかも・・・


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