僕の心の詩

初日の出♪

にこにこ

ごきげん

初日の出♪


クリスマスイブの夜に
初めて結ばれた二人には
逢いたいという気持ちが
募るばかりで
少しでも少しでも
不安を取り除く為にも
必ず次に逢う口実を
約束という形で示したがった。

初めての新年を
二人で初日の出を見たいと
君は言い出して
素直に”うん”とうなずく僕
言葉なんか必要でなくて
大晦日の夜から海に出かけた

ただ一緒に居れる空間と
限りある時間の針を止めたく
東の海からうっすらと
雄大に浮かび上がる太陽に
僕等の心を重ね合わせた

いつまでも、いつまでも
僕達がこのまま幸せな
同じ瞬間を感じる事で
互いの心の中の不安を
少しでも拭い去りたくて
オレンジ色に光る海に
僕等は手を握り締めて
また来年も同じ海を
同じ時間に見たいと思い
ひそかに抱き寄せる君の
瞳をじっと見つめながら
自然と重ね合わす唇
時は止まったのではなくて
僕等の空間を避けて行った

冷たい風が吹いていく
でも僕等の心は熱いまま
こんなに人を愛すと言う事が
どれだけ僕等の人生に
大きな意味と存在と希望を
与えてくれるのかと思うと
初日の出の中での震える感動が
大人の愛を始めて知ったと感じ
僕等が確認しあった瞬間であった。

自然の雄大な太陽に感謝し
初日の出に想いでを刻み込み
二人の愛の深さと永遠を祈った。




コメント・・・今回はいつもと違ったタッチで詩を書いて見ました。と言ったって意識的に書いた訳でも無く、出来上がりがこうなちゃっただけのお話しなのですが。笑い。(^^♪。でも、18歳の頃に一人暮らしをして、車の免許を取って、初めて大人の愛を知って、二人で見に行った初日の出が懐かしくてついつい書いちゃいました。あの頃の君は今何処にです。(^^♪。私の心の奥の想いでと言う箱に眠っています。やがて、我が家のおこちゃま達ももう少し大きくなったら、あの想いでの海の綺麗な初日の出を見せてあげたいです。私の想いでと共に。(^^♪。(*^^)v。で、突っ込んじゃ嫌よ-。笑い。byヨッシ-の詩


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