僕の心の詩

新緑の風♪

蒲郡5

新緑の風♪


部屋の棚から鍵を取り出す
お守りがついた単車の鍵
ブ-ツを履くと気合が入る

単車に鍵を差し込み火を入れる
マフラ-から、キャブレタ-に溜まった
ガソリンのこげ臭い香りが漂う
煙草を吸いながら、缶コ-ヒ-を飲み
しばし愛車のご機嫌を伺う。

ヘルメットをかぶりグロ-ブをはめる。
旅立ちの瞬間になり、鼓動がゆれる。

目指すは峠と皐月の自然の景色
春色の花々が咲き乱れて
南風が愛車と僕を後ろから押してくれる

心が熱い
心が踊る
心が叫ぶ
心が歌う
心が笑う

峠にたどり着く
コ-ナ-ひとつひとつを丁寧に
可愛い少女に話かけるように
ときめく心と瞳をうるわせながら
この地上で感じれる重力と摩擦を
体全体で感じ、愛車と同化する。

新緑の峠で風になり
新緑の木々の中で風を見つけ
新緑の季節の中で風を支配する。

神に祈りを捧げよう。
感謝の意を込めて。
こんな素晴らしい世界に
私達を導いくれる事を。

新緑の風は僕等に
いつまでも、いつまでも
優しくほほ笑んでくれた。


コメント・・・もっと単車に乗って旅に出たいよ-。笑い。(*^_^*)。(^^ゞ。でも、禁煙しているので、缶コ-ヒ-と煙草と単車。悔しいけど味わえないのが残念です。(T_T)。


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