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空夢zone @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New! アメリカ人の肥満は肥満の度合いがかなり…
ララキャット @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New! セルフコントロールが出来ないんですね? …
danmama313 @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New! 肥満差別はないのですか?しかし料理をし…
fwkk8446 @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New!   「糖質摂取虫・・デブリン」    …
Sep 14, 2023
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カテゴリ: カテゴリ未分類
火星と云うのは、あるイミ地球と似てる惑星です。

それよりも、自転周期や黄道面に対する回転軸の傾きが似ているため、1日の長さや季節が地球とほとんど同じなんですね。


木星や土星などガスから出来てる惑星と違って、火星は地球と同じ岩石でできた惑星。
火星の別名「赤い惑星」とは、表面の岩石や砂が酸化鉄(赤さび)を多く含んでるため赤く見えるからですね。
2021年にNASAが打ち上げた火星探査用ローバー「キュリオシティ」がマストに搭載されたナビゲーションカメラを使って日没直後の雲を撮影した画像が公開されてます。
この雲は水の氷でなく、凍った二酸化炭素、つまりドライアイスでできているのです。
キュリオシティの稼働期間は今年5月時点で3,900日、走行距離は29km を越えました。
このキュリオシティの異変に気づいたのは2013年の秋です。

車輪の摩耗はある程度予想されていましたが、想定よりも摩耗が早く起きており、穴が開いた箇所以外の車輪でも窪みや損傷が生じていることが写真から確認されました。
NASAは2020年、キュリオシティに続いて「パーサヴィアランス」と云う火星探査用ローバーの火星着陸に成功しました。
パーサヴィアランスにはキュリオシティから多くの教訓が取り入れられています。
とりわけ損傷を受けたキュリオシティのホイールよりも頑丈になるよう設計を見直しました。
キュリオシティの50cm ホイールよりも幅が狭く、直径が大きい52.5cm の太くて耐久性の高いアルミニウム製ホイールが採用され、湾曲したチタン製のスポークが付いています。
パーサヴィアランスで有名なのは「インジェニュイティヘリコプター」と呼ばれる太陽電池式ドローンですね。
火星の希薄な大気中でも安定して飛行し、パーサヴィアランスの理想的な走行ルートを偵察するために使用されました。
さて、キュリオシティやパーサヴィアランスを管理しているのはNASAの「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)」と云うとこです。
この組織の目的は過去と現在の火星における、「生命を保持できる可能性」について調査することです。

そのためパーサヴィアランスの使命には、
・微生物が生息可能な過去の環境を特定する。

・岩盤コアと土壌のサンプルを収集し保存する。

そして...「人間のための準備」
つまり火星の大気から「酸素」生成を試行することです。
パーサヴィアランスには、酸素生成装置「MOXiE」を搭載しており、2021年~今月7日まで合計16回の実験を行ってきました。
MOXiEは火星大気の主成分、二酸化炭素を800℃まで加熱して電気分解。

残された一酸化炭素は再び大気中に放出されます。

火星の大気には酸素がわずか0.13%しか含まれておらず、かと云って地球と火星の距離を考えると「酸素を地球から持ち込む」と云うのは長期活動では非現実的です。
で、MOXiEを持ち込んで実験したワケですが、背景には将来の火星における有人探査計画が有るのですね。
MOXiEの16回に及ぶ酸素生成実験で得られた純度98%以上の酸素は全部で約122g です。
「それだけ!?」
ですよね。
まだ実験段階だからですが、これだけの酸素量で小型犬1匹が約10時間、人間が3時間にわたって呼吸が可能な量らしいです。

NASAの副管理パメラ・メルロイは「火星の大気を使って生成された酸素は、将来火星で活動を行う宇宙飛行士の呼吸に役立てられる他、ロケットの推進剤としても役立てられる可能性があります」と述べてます。
NASAは今後、酸素生成装置で生成された酸素を、液化酸素の形で安定して保存するシステムの開発を行う予定らしいです。
NASAの酸素生成装置があれば、1990年にシュワルツェネッガーが主演した映画「トータル・リコール」みたいに火星で酸素欠乏のため目ん玉飛び出しなんて有りませんね。
もっとも実際には人が宇宙空間に投げ出されたとしても、破裂もしなければ沸騰も凍りつきもしません(笑)
エアロックから放り出されても、酸欠で失神するまで15秒くらい。
死ぬまでには数分かかります。





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Last updated  Sep 14, 2023 05:04:15 AM
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