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空夢zone @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New! アメリカ人の肥満は肥満の度合いがかなり…
ララキャット @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New! セルフコントロールが出来ないんですね? …
danmama313 @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New! 肥満差別はないのですか?しかし料理をし…
fwkk8446 @ Re:アメリカ人と肥満の話(11/23) New!   「糖質摂取虫・・デブリン」    …
Oct 11, 2023
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カテゴリ: カテゴリ未分類
紀元1世紀ごろ、カイロに次ぐエジプト第2の都市アレクサンドリアにヘロンと云うギリシャ人工学者で数学者がいました。



「アルキメデスの原理」で有名なアルキメデスも、月の運動の不規則性を発見したプトレマイオスもアレクサンドリアで活躍した人物ですね。


みなさんは学校の授業で「ワットの蒸気機関」を習われたと思います。
蒸気機関=ボイラーで発生した蒸気を使って機械を動かすものですね。
よくご存知なのは蒸気機関車もそのひとつ。
1769年に、ワットが発明した蒸気機関によって、馬が動力だった炭鉱において安く入手できる石炭を利用できる蒸気機関に置き換わっていったワケです。
「馬力」という単位もワットの考案なんです。
これが後に産業革命に結びついていったワケです。

それが...アレクサンドリアのヘロン。
彼こそ、世界初の蒸気機関を発明した人物なんです。
ヘロンの蒸気機関「アイオロスの球」は、球体のような単純な回転体の形をした容器です。
軸を中心に回転するようになっているのですが、メイン・ローターの各羽根先端に噴射口があって、それぞれの噴出で推力を得るヘリコプターの回転翼と同じように、複数のノズルが軸に対して放射状に配置されています。
それぞれの先端は回転方向の逆に曲がっています。

容器内を蒸気で加圧すると、蒸気がノズルから排出されロケットの原理で推力を生じるようになってるのですね。
回転速度が上がるにしたがって、空気抵抗と軸受の摩擦が増大して回転トルクを消費、最終的に一定速度で回転するようになってます。
アイオロスの球は極めて単純な蒸気機関ですが、同時にロケットエンジンの原型でもあります。
アイオロスの球が古代に「エンジン」として実用化されたかどうかは不明です。
ヘロンの図に描かれているのは蒸気機関を使って何かできると云うのではなく単独の装置で、おそらく「見世物」だったのでしょう。
実は、世界初の「自動販売機」もヘロンが発明したのですね。

てこの原理を応用して、投入された5ドラクマ硬貨の重みで内部の受け皿が傾き、その傾きが元に戻るまで弁が開いて蛇口から水が出る仕掛けです。

世界初の風力機械「風力オルガン」も発明しました。
紀元1世紀の人物ですよ~
古代アレクサンドリアそのものが発明、発見の一大拠点だったのですね。





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Last updated  Oct 11, 2023 05:07:32 AM
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