今・・羽根があったなら・・

親友

此処は、とある町中。芸能人なんかが良く歩く所。そこら辺には・・高級住宅、高級そうな店などが並んでいました。

そんな中、一人の子が今ロケを終わらせ、挨拶をしていました。

「藍ちゃん、今日も良かったよ！お疲れ様」
プロデューサーの中山さんが言いました。
「ありがとう御座います！あ、はい！お疲れ様です！」
この子は、高校２年生にしてタレントをやっている田山藍。普段はしっかりもの。
今日は何故かあわただしいです。
「それでわ今日はこれで失礼します」
藍は急いで走り出しました。
「やばーーい！！梨佳が待ってるのにー」

数分後・・・その梨佳との待ち合わせ場所に着きました。
その梨佳とは、篠屋梨佳。幼馴染みで、親友です。
よく言えに遊びに来たり、行ったりしています。
「梨佳！お待たせーー」
「あ、藍。お疲れ様。今日は何の収録だったの？」
そんな言葉を掛けてくれるのが梨佳。
「うーんっと・・・今回は・・確か・・・今度の日曜日から始まる、『涙の数だけ』って言うドラマの収録！」
そう、今週の日曜日の１０時からのドラマ。『涙の数だけ』の収録だった。
「へぇ・・・藍は何の役やるの？」
「私？私は主役の坂下愛美役だよ！相手役は、櫨谷允君。」
主役は藍。藍は、人気タレントで、凄くいっぱいのドラマに主演している。
そして、相手役の櫨谷允は、高校生タレント藍と一位二位を争うほどの人気タレント。
「ぇ！？あの櫨谷允？！」
「う、うん・・・。」
「こりゃ、藍！負けられわね！」
「そ、そうだね」
親友の相手役がライバルと聞いて黙っていられない梨佳は、すっかり興奮？していた。
「あ、今日は何処行く？」
「んー・・・藍の家が良いな。藍那ちゃんの顔も見たいし♪」
藍那というのは藍の妹。凄く可愛らしい小学校２年生の少女。それと他に兄の朝陽が居る。大学生。
「うん、分かった。それじゃあ、行こう？」
「うん！」
そう言いながら歩いていると着いた。
「ただいまー」
「あ、お姉ちゃん！！お帰りなさい♪梨佳ちゃんもいらっしゃいませ」
まず始めに出迎えたのは藍那。梨佳にもちゃんと挨拶しました。
「ただいま。藍那。お兄ちゃんとお母さんは？」
「ママは、ご飯を作ってて、お兄ちゃんはお部屋で友達と喋ってるよ」
「そう、ありがとう（微笑み」
ちゃんと答えてくれた兄何、微笑みを浮かべながらキッチンへと急いだ。

キッチンにて
「お母さん。ただいま。梨佳来たから、お茶入れてくれない？持っていくから。」
「あら、藍。分かったわ。ちょっと待ってね」
そう言いながら何時も優しい母を見た。
「あ、藍那！梨佳連れてきて！」
「はーい！どうぞ」
二人は何時も仲良しです。喧嘩なんてしたことがないのです。欲しい物が重なったら、藍が我慢して、藍那にあげるのです。
「お邪魔します」
「あ、こんにちは。いらっしゃい（微笑み」
そして、リビングのソファーに座った。
「あ、そうだ。藍。朝陽の部屋にお茶持っていってくれる？」
「うん、良いよ」
そう言って、二階に上がっていって。
コンコン
「はい。」
「藍だけど」
「入れ」
何時もこういう感じの兄であった。
「はい、お茶。」
「あ、久しぶり。藍ちゃん」
「はい、お久し振りです。亮さん。それじゃあ、梨佳来てるから」
そう言って出て行った。

あっと言うまに帰る時間
「お邪魔しました。」
「今日は待たせてごめんね？」
藍は謝った。
「ううん。気にしなくて良いよ」
「でも・・・」
それでも気にする藍に、梨佳は・・・
「良いんだって！だって親友でしょ？」
「・・うん！ありがとう！」
「明日は何時くらいになりそう？」
「７時くらい・・だから帰ってて！」
「分かった！」
そう言って解散・・・そんな２人は叔母さんになっても、お婆さんになっても仲良くしていました。とても・・・大事な親友として・・。

ＥＮＤ

あとがき
失敗っぽい・・・
でもこんなのに憧れる春菜です♪

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