今・・羽根があったなら・・

今・・羽根があったなら・・

第3話



クラスの人と初対面した蜜柑はどう思ったでしょう。
裕:あ・・・あの。初等部B組へようこそ佐倉さん。僕、クラス委員長の飛田裕です。

蜜柑:あ・・・

裕:こんなクラスで・・・困惑しちゃってるかもしれないけど、困ったことがあったら何でも聞いて下さい。

蜜柑:(こんなクラス?鳴海先生・・・?なんかこのクラス・・・簡単なカンジがしないのは蜜柑の気のせいでしょうか・・・)

浮遊力:おい。委員長っ。なんだよこいつ。

裕:あ・・・彼女は

超聴覚:校門前で喋ってたの聞いた。ナルが連れてきた新入りらしーね

蛍:浮遊力、超聴覚。学園では別に取り立てて驚く程のアリスじゃないわよ。

蜜柑:(すごーい!!ホンマにホンマモンなん!?人が目の前で浮いてるーどないなってんのこれーアリスってすごいこんな人がこのクラスにいっぱいいるっつーことって)

蛍:・・・蜜柑。ねぇ

パカーン

蛍:蜜柑ってば!

数分後。蛍と蜜柑は他人って事になっちゃいました・・・

蜜柑:隣よろしくー

棗:あ、お前さっきの『水玉パンツ』じゃん。

蜜柑:ヘンタイ痴漢男ーーーっ

棗:・・・何言ってんだ。この女。痴漢ってのはバカが下心もってやるから『痴漢』なんだよ。お前相手に下心もくそもわくかよ。バーカ。てめーのせいで光起きたらどうすんだ。

光:ん?どうしたの?棗。

棗:あ・・・光。起きたのかよ。

光:うん。さっきの悲鳴に近い声のせいで・・・

棗:・・・

蜜柑:よ・・よくもウチにあんな事しておいて・・・女の敵っ野蛮人っっ感情無し女!!!謝れバカーー何ふんぞり返って・・・

持ち上げ:おい。転入生。棗さんに何調子こいた口聞いてんだコラ。

光:(ナイス!!持ち上げ君!!)(あんた何考えてんだよ!←作者の心の中

裕:辞めてよみんな!!かよわい女の子になんて事するんだよっっ止めてよ日向君ーっっ天宮さんっっ

スミレ:あら、辞めることないわよ・・・さっきからアリスだと思って黙ってみれば何?この子。

裕:正田さん

スミレ:棗君や流架君や光の事バカ呼ばわりしてたじゃない。そんなの優しすぎるぐらいよ。ねぇ棗君、光!

光:でもスミレ。ちょっと言い過ぎかも・・・

光&棗:降ろして(降ろせ)

持ち上げ:はい。棗さん、光さん。

スミレ:・・・そう言う優しいところも私、2人の魅力だと思うのv

棗:おい。水玉。お前どういうアリスもってんだ。

蜜柑:べ。誰が言うか。

パチン(指の音)

心読み:・・・『そう言えばウチってホンマはどんなアリス持ってんろ。先生はウチの事アリス言うてくれたけど全然そんなん持ってる兆しなんてないしなーーーウチってホンマにアリスなんかな~~なんて☆』関西弁むずかしー

蜜柑:・・・

スミレ:信じらんない!この子自分のアリスもしらないの!?何でこんな子が学園に居るわけ!?おかしいわよそんなの聞いたことない・・・

蜜柑:え・・・

スミレ:まさかこの子アリスを騙って潜り・・

光:スミレ!!それは絶対にあり得ない事よ。

スミレ:で、でも光・・・

光:たぶんこの子はアリス候補生。アリスの可能性がある子を選抜するための試験を受けているのよ。

数分後ー(とばしてごめんなさい!!)

光:ねぇ・・新入生さん。あなた・・・1週間以内にこのクラスに馴染めなかったら正式入学出来ないんだってね。

蜜柑:は!!なぜそのことを・・・

光:私の可愛い心読み君が教えてくれたのよ。

蜜柑:あ・・・

光:ま・・・このままだと確実に入学は無理よね。

蜜柑:・・・

棗:チャンスやらなくもないけど。

スミレ:棗君!?

棗:お前がお前が本当にアリスならって話だけどな。そこから見える『北の森』。あのこを通って無事高等部に行って、足跡を残してきたら素直にお前の実力を認めてアリスとして受け入れてやる。

蜜柑:『北の森』・・・?

裕:そんな!むちゃだよ。あの森はアリスの子だって立ち入り禁止されてる・・・

光:別に棗は無理にとは言ってないわ・・・イヤなら大人しく学園から出て行けば良いのよ。

裕:そんな・・・

棗:やんのか?

蜜柑:・・・・やるっ

蛍:そう、蜜柑・・・あの森へ行くの、大変ね。ま、でも大したこと無いわよ多分・・・あ、これせんべつ。

棗:不慣れな新入りってことで道案内に特別友達連れてかせてやるよ

蜜柑:はっ!蛍?!

裕:ぼ・・僕も行くよ!委員長としてかよわい女の子だけであんな森なんかへは・・・

棗:交渉成立。ゲームの始まりだ。

蜜柑達が行ったと教室にて

流架:棗・・・あの水玉に何か気になることでもあったの?わざわざこんなこと・・・

棗:別に・・・

その頃の北の森前ー

蜜柑:ここかぁー北の森

裕:み、蜜柑ちゃん。気を付けて行動しようね!この森にはいろいろ変なのが居るっていうから・・・

蜜柑:いろいろ変なの?

裕:えっと、たとえば・・・

カコーン

蜜柑&裕:は!

裕:あ・・・あの音は・・・?

蛍:・・・でたわね。早速。『変なの』--

蜜柑:え・・・くま?

あとがき
やっと第3話が終わりました。何日かかった事でしょう・・・?えっと・・次は・・・『初公開流架のアリス』の予定です・・・。今回も蜜柑ばっかりで、光が殆ど出ませんでした・・・今度は、光ばっかりで、蜜柑を少なくする予定です。あっ!流架もいっぱい出しますが・・・・でも、次は殆ど棗、スミレ、心読み君、は出ません。と言うか、心読み君と、持ち上げ君、超聴覚君は全く出ません。
棗、スミレ、心読み君、持ち上げ君、超聴覚君ファンの皆様へ~
ごめんなさい。キャラ変わりました・・・それと、出番少なくなる確率大です。本当にごめんなさい。番外編の、ネタを募集してるので、是非、BBSして下さい!!ちなみに、私はCP小説は一切書きません。夢小説ですので。そこの所ご了承下さい。
以上です。それでは自作をお楽しみに!!


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