障害が飛べたぁ~

障害が飛べたぁ~

 B級を取って、公式戦の馬場に出ようなんて
 やさしい馬場がふめただけなのに、すっかり勘違いの私でしたが
 だんだん駈歩に抵抗がなくなってきました。
 その頃クラブに「ペルシュロン」がいました。
 おおきな馬でしたが、駈歩がポコンポコン。障害もそのペースのまままたいで
 行くような感じでした。

 ある時先生が「乗ってみぃ~」と乗せてくれました。
 ものすごい怖がりの私が乗っても、何にも動ぜず、頭もくびも太くて
 すごく安心できたのです。

 「ちょっと飛んでみぃ~」と先生の一言!
 『殺す気か!死ねと言うのか!飛べるわけない!飛んだら私が飛ぶ!ダメダメ』
 と心の中で叫んでいるうちに・・

 「ポコッ ドンッ!!」 「ん?」

 飛んだときに、馬と一緒に進めない私の体は、馬が飛んだ後馬にグイッと
 引っ張られて、体は馬の上をふわっと離れて、そのまま馬の上に落下する・・
 そんな感じでした。

 それでも先生は大喜び。
 「よしっ!クラブの苑内大会で障害デビューだ」
 「そっ、そうですね飛べましたね」

 奇跡的に馬の上に落ちているだけなのになぁ~と思いながらも
 周りの会員さんと同じように、障害が飛べたことに喜びを感じていました。

 会員になって4年目。
 ものすごい遠回りの障害飛越でした。






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