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2020.12.07
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カテゴリ: 仕事術・人材育成


『職場内コミュニケーション』


に悩んでいないですか?

悩んでいない人は素晴らしいです。
悩んでいる人はそれが普通です。

人は他人とは違うので、わかり合うことはとても難しい事です。



特に職場内コミュニケーションにおいては、部下や上司、他部署の人に

『行動してもらう。』



という最終目的があるため、更に難しさを感じます。『伝える』→『行動』とはならないのです。こちらから相手に何かを伝えて、行動してもらうまでには以下のようなハードルがあります。
  1. 伝えても、聞いているとは限らない。
  2. 聞いても、聴いているとは限らない。
  3. 聴いても、理解しているとは限らない。
  4. 理解しても、納得すると限らない。
  5. 納得しても、行動するとは限らない。
『伝える』から『行動する』までのハードルがどれほど大きいものか分かりますね。



職場内コミュニケーションを円滑するには、『確実に』『正確に』伝えることが重要です。




【音声で伝えるもの】


・口頭
・電話など

【文章で伝えるもの】


・文書
・メール

またこれに加えて、

【一方通行のコミュニケーション】


・一方的に口頭で伝える。
・指示文書

【双方向のコミュニケーション】


・話し合い。会話。
・メールのやり取り

があります。

それぞれメリットデメリットがあります。

『口頭』




『文書』


でのコミュニケーションは、反対に文字として残るので、確認が出来ます。また、メールや掲示など、大人数への周知が容易なことメリットです。しかしながら、口頭に比べて、作成に時間を要したり、一方的なコミュニケーションなるため、誤解が生じる恐れがあります。

これらのツールをうまく組み合わせ、『聞いていなかった』『誤解していた』『忘れていた』を無くすようにしたいですね。



『伝え方』


正しく伝えるには、『ビックワード』をなるべく使わないことが重要です。

ビックワードとは、『すごく』、『とても』『沢山』『ちょっと』等の曖昧な言葉の事です。

例えば、私が仕事で行っている原木しいたけ生産の大変さを伝えたいとします。

『原木しいたけってたくさん木を運ぶし、毎日色々やることあるんです!大変なんですよ!』




ビックワードをなるべく使わないで伝えるとこうなります。

『原木しいたけの生産は大変です。約1万本の木を全て手運びします。木は一本あたり8キロ程度です。気温30度を超える夏の日も、氷点下10度の冬の日も、毎日同じ作業をします。だから、原木しいたけの栽培はとても大変です。』


この方が、大変さがリアルに伝わって来ませんか?

仕事でも同じです。
何を、誰が、どこに、いつまでに、どうするか、を明確に伝えることが必要です。

『コピー適当にとっといて』


と言っておいて、枚数が足りないと言って、部下を使えないやつ認定する上司(今どいないと思いますが…)はお門違いということですね。



【相手を動かす】


【2W1H】



皆さんはこんなコミュニケーションとったことはありませんか?

上司:『今日の午前中までにブログ更新です。まだ出来てませんね。』
部下:『すみません。』
上司:『期限守ってくださいね。』
部下:『はい、すみません…。』
上司:『ちゃんと段取りつけてやってください。』

一見すると上司が部下に注意をしている普通の光景です。

明確に期日を伝えて実行を促しています。

でも実際に人を動かすには至っていません。
なぜでしょうか。

それは議論や指導をスムーズに行うためには、
【2W1H】の法則が重要だからです。

【2W1H】


・What(問題は何か)
・Why(なぜ問題が発生するか)
・How(対策はどうするか)

以上の3点のことを言います。

そして話をするときは

この順番で


話をすることが重要です。

話し合いをしたり、部下の指導をするとき、スピーディに解決しようとして、『How(対策)』から話をすることが多いと思います。

ですが、『What(課題)』や『Why(原因)』を明らかにしない議論や指導は、的はずれなゴール設定をしてしまうことになります。

それでは2W1Hの法則を使ってさっきの会話をやり直してみます。

上司:『ブログの更新が出来ていないようだけど何か【問題】あった?』
部下:『ブログ用の写真が見つからなくて…』
上司:『なにか見つからない【原因】があるのかな。』
部下:『写真の量が膨大で探しきれないんです。』
上司:『そうか…。写真はAさんが管理していたから、聞いてみるといい。Aさんには今後同じことが無いように【対策】をお願いするよ。』

どうでしょうか。
最初の会話では、部下の仕事の段取りが悪いという事になり、

後の会話では写真整理係の怠惰が原因となりました。

コミュニケーションの仕方で全くゴールが全く変わってしまいました。

それほど、コミュニケーションというのは重要なことなんですね。




今回はノンテクニカルスキル『コミュニケーション』をお送りしました。

少しでも皆さんのコミュニケーションが円滑になればと思います。

それではまた〜(^_^)/~

関連記事は下記にあります!よかったらご覧になってみてください(^^♪
↓↓↓↓
【仕事術・人材育成】『ノンテクニカルスキルとは』
【仕事術・人材育成】『ノンテクニカルスキル 状況認識 編』
【仕事術・人材育成】『ノンテクニカルスキル 意思決定 編』





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最終更新日  2020.12.12 16:05:41
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