あっけらかんでいられたら

え！心霊写真当事者に！事故も。

小さい頃から高校生の頃ぐらいまで、
お昼や夜に、あなたの知らない世界とかいって、
心霊写真などを特集した番組、ありましたよね。よく観てたんです。
怖いものみたさ・・・ですね。
案の上、トイレにはいけなくなったり、寝るときは明かりをつけっぱなしのてぃばぁでした。
テレビもあまり観なくなってきた、中３～高１の時期、
怖い夢を見たんです。
砂時計　黒背景用　７００ｋｍそざいやさん

そして、その年の秋、たまたま写真を友達達と撮ってもらったら、
このてぃばぁ、心霊写真の当事者になってしまったの。
その事実をしらずに過ごしていた、その一ヵ月後に、
うっかり交通事故にあってしまって・・・・。
心霊写真の事実を知っている、級友と部活の先輩達は、
びっくりして腰がぬけそうだったそう。
結局、心霊写真の事実をわたしが知ったのは、翌年のお正月が過ぎた頃。
部活の先輩の家に、級友といっしょに泊まりにいった日でした。
今思えば、守ってくれたんだなぁと、
ありがたくおもうようにしています。

まめまき新

まず、わたしの厄年（前か後か忘れちゃったけど）の年だったなぁ。
中３～高１にあがるときだったのね。
新しい環境に、ドキドキしていた頃だわあぁ。

＜発端は怖い夢＞

ー当時のわたしはー
お墓参りには行っていたんですが、母方の方ばかりで。（近所）
父方の方は、ちょっと電車に乗っていけばいけるところなんだけれどね。
ず～～っと行ってないことに、まだ１５～１６歳の私は、
珍しく、そう、珍しく気にかかっていたんです。

ー卒業して高校生になって間もない頃ー
ちょうど夏のお盆の時期かな・・夢を見ました。

ひととおり、いつも見るような、カラーの夢を見た後、

・ありゃ？？？お墓が並んでいる・・・・むむ？

・なんでＢＧＭが、大太鼓の、どんどんどんどん♪なのよ・・・。

・なんだか・・お墓が・・並びすぎ・・・お墓のバックでなにか・・・

あ・・火の玉？？

おお・・・燃えてるよ。真っ赤に炎がのぼっているよ・・・・。
・ん？なにか・・・ああ・・のっぺらぼうなのね・・・女の人が・・・
ああ・・・わたしに向かってなんかせまってくるわ・・・。
＊この時点であんまりこわくなかったのね・・・。
私は毎日夢をみるタイプで、それもカラー。
だいたいおぼえていることもあって。
夢のなかで、これは夢だ・・・と自覚していたのもあった。

そして・・・夢の中で、
私は首をしめられた・？
そしてなにか声が遠くから聞こえたの。
耳元から頭の後ろの方、でもきちんと頭の中に響いたのね。
そっちのほうが、怖かった・・・・。

『供養せぇ・・・・供養せぇ・・・』
なんか、低い声で、けれどしっかり昔の人っぽかったような印象。
私は、首をしめられている感触と、その台詞に、うなされて飛び起きたんですよ。
それがわたしの見た、一番こわかった夢・・・・。　

その怖い夢から２ヶ月後の、秋。

体育祭で撮った友達との記念写真で・・・。

てぃばぁが心霊写真の当事者となってしまったのね。

めがねてぃばぁ

＜ありゃま？あの写真が心霊写真だったんだ・・＞

高校１年の体育祭。
私は手作りで作った，あかいミニスカートと上着，
ベレー帽風の格好で
”ダンシングヒーロー”荻野目ちゃんのあの歌で，
なんと！応援団をしておりました♪最初で最後のぶりぶりぶりっこ・・！

あ，話がそれましたね。
友達三人と，ふつ～うに体操着姿で記念写真。私がまんなかでした・・。
でも，並んだというより，わたしだけ一歩下がった形だったのね。
顔が大きいのが気になって一歩さがったわけです。はい。

翌年のお正月すぎになって，旧友と部活の先輩たちから，
ようやく事実を告げられたんだけれどね。
うっそ～！とは思えなかったの。
だって・・・体育祭の１ヶ月後，わたしがその写真の警告？のとおりに，交通事故にあってしまったの。

＜写真は・・＞

わたしの右足のひざのあたりに，もみじの手のような手がうつっていて，
そしてひざ下から下が，うつってなくて。
透明だったそうです。
私は見ていないのね。先輩たちがみてびっくりしたそう。

＜一ヵ月後ついに・・交通事故に＞

雨の日，自転車通学だったんですが，
道路の右側をたまたま走っていて・・・・。
左にいかなくちゃ・・と思いつつね・・・・。
たまたま後ろから来た軽トラックが，右折したのね。

想像できるでしょ・・・・

自転車のブレーキのひもって，ハンドルの前で交差されているよね。
そこがね・・・・

軽トラックの，後ろの荷台のところの，紐をひっかける突起に，
なんだかうまいぐあいにひっかかって。

自転車，たおれまして。
私は，若かったから？？？飛び上がりまして。咄嗟に。
横倒しになった自転車の上に，
笑点のように，おい～座布団もってきて～みたいなね，
おちゃんこ，正座のちょっとくずしたバージョンで座っちゃったわけ。

足がひっかかって自転車から抜けられなかったけれど，おちゃんこしていて，<
わたしの右ひざ下が，道路にこすり付けられて，怪我をしちゃったのね。
歩けないほどではなかったので助かったけれど。

ああ，遅刻かな・・・ああ・・とおもって。

運転手さんに気づいてもらおうと思って，大声出して，
イナバウアーの反対だけれど，身を乗り出して，
車のサイドミラーに映るように，がんばってみて，ようやくとまったんだけどね。

運転手さんはお医者にといってくれたけれど，私，大丈夫！って逃げちゃって。

学校がきびしいところで，自転車通学で怪我があったなんてわかったら，
自転車乗れなくなっちゃう！！と切羽詰っちゃってね。

自宅に帰って，親には，うそをついて。

どぶ川に落ちたということにしてあります。はい。

遅刻して学校へ行ったら，体育祭の時に一緒に写真を撮った級友たち，
青ざめていました。

私はというと，

たいしたことはないんだけど・・・・あれれ？？？
やけに心配してくれるなぁ，友情って良いもんだ。なんてね。
ああ，てぃばぁは，あっけらかん！にはなかなかなれないけれど，
単純なわかりやすい女の子でございましたよ。

級友たちは，心霊写真に映った私の右足。

もう，びっくらこいたんだろうなぁ。

わたしはわたしで，夏に見た怖い夢のこともあり，
お墓参りはすぐに行ったんだけど，
再び行ってきました。
当時はそれしかなかったですね。考えることが。

やはり，もみじの手がひざのところにあたっていたというのが，
後々聞いて，怖いというよりも，ああ，守ってくれたんだ・・・
警告なんだ・・・・・と。

小さいころ，実家の仏壇には，お位牌がいくつもあったんだけど，
中には，幼稚園にあがるかあがらないかの頃に亡くなったぐらいの位牌があって。
漢字がよめないけれど，なんだろ・・・と気になっていたんですね。
童子って書いてあったなぁ。
家を建て替えてからいつのまにかなくて。
おそらくお寺に預けたんだと思うけれどね。

よく，心霊をあつかったテレビとか，わたしが小学生の頃から，夏近くになると，
番組がありましたね。
観るにはみていたんだけど，まさか自分が心霊写真の当事者になるとは!

高校の校庭は，昔，沼地だったそうです。
だからかな・・。お払いしてあるし，御祭りしてあるけれどね。
いろんな番組を観てきて，自分なりに思うことは，

あまりよくない霊が通りかかったか，
それとも，友達とのハイテンションな楽しげな波長に寄り添ってきたのか
個人的にはわたしがそういうのを信じるからか

けれど，実際に怪我をしてみて，
取りつかれた？？
とも思ったけれど，
警告？？雨の日，自転車通学で，急いでいてついつい右側を走っていた心の隙間??

と思っています。
それから大きな怪我をすることはなく，過ごしていますが，
やっぱり，ま，いっか
・・・という，自分の心の隙間というか。いい加減さの一瞬で，
人生，失敗したことが数度ありますね・・・・。

気をつけなければ。

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