ぽん#の「よかった探しリース」2004


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2004年は、いつになく、エキサイティングな激動の1年でした。
何よりも、家族(妻一人子ども3人)が、聖書の約束通り、主なる神さまによって支えられ、守られ、養われ、育まれていることは大きな感謝でした。


できごと

   ●  12月4日、くも膜下出血で入院中だった父、 天の故郷へ凱旋

       神さまが人知をはるかに越えた 平安・慰め・励まし を与えてくださるという聖書の約束は本当でした!!!
       告別式では「♪神さまのそばの流れのそばで」「♪君は愛されるため生まれた」を賛美して父の召天を記念しました。

       ハレルヤ!!!

   ●  10月1日づけで転職

       不思議な導きで転職に導かれました。3度目の転職、4つ目の会社です。
       転職できた事実もうれしかったですが、それよりも、一連の過程を通じて、神さまとさらに親密に交わる機会が
       与えられたことの方がうれしかったです。

   ●  ガリラヤ湖旅行

       転職前の、前職有給休暇消化期間を利用してガリラヤ湖に行ってきました。
       山上の説教、2匹の魚と5つのパンの奇跡、失意のうち漁をしていたペテロに3度「私を愛しますか」とイエスさまに尋ねられ
       「私の羊を飼いなさい」との召命・・・。ガリラヤ湖畔には、そんなゆかりの地が点在していました。

       レンタカーで、ヘルモン山・レバノン国境・サウルとヨナタンが戦死したギルボア山・ナザレ・タボル山にも足を運びました。

信 仰



   ●  脱二重生活 ・ 脱負けぐせ

       命として内住して下さるイエスさまと、その実際的な働きを実感することができるようになったがゆえに、背伸びしたり、
       やせがまんしたり、信仰者らしく演技したりする必要がなくなりました。

       今まで、どんなに歯をくいしばっても、どんなに決心しても、どんなに努力しても、いつも失敗に終わり、負けぐせのよう
       になっていたことが、不思議な力で「自分にはもう無理だ」と観念させられ、いつの間にか、自然体で無理なくクリアさせ
       られちゃっていることが多々、発生しています。すごいすごい。これぞ勝利と解放! 自分でもびっくりしています。

   ●  キリストの似姿

       実生活において、自分の内に、キリストの似姿が形づくられていることを実感しています。自分の力ではありません。
       それどころか、自分には完全になかったものです。文字通り賜物であり、まさに神わざです!!!

読 書



   ●  「信仰生活の秘訣」    H・W・スミス著  森渓川訳  基督教文書伝道会 刊

       今年の大大大ヒットは、ずばりこの本。 堂々のダントツ第一位です。!!!

       キリストの死に関する聖書の記事は、死後の裁きからの救いよりも、 現実の罪からの救い・解放 について、より多く
       言及されているとは、目からうろこでした。 脱二重生活・脱負けぐせのきっかけとなりました。

       ちょっとだけ紹介です。

       あなた方の中、ある人は初めてキリスト・イエスを知り、その偉大な救いの力を感じた時、霊魂がたえず勝利の歓声を発した
       ことを覚えていらっしゃるでしょう。その時のあなた方は勝利を確信していらっしゃいました。
         ・・・(中略)・・・
       しかし実際の経験においては皆それぞれに異なっています。勝利することは極めて少なく、しかもそれは、すぐに逃げてしまい、
       敗北することは多く、しかもそれは悲惨であります。あなた方はおそらく教理的な真理によく通じていらしても、神の子らしい
       生涯を送り得ず、その生命と力とを持つまでには至っておられないでありましょう。あなた方は聖書に示された事柄を知ってい
       るだけで満足していて、心に感じていることを実際に体現できるまでには至っておられないでありましょう。キリストを信じて
       これを説き、これに仕えながら、しかもご自分の心に永久に在し、常にその美を顕し給うところの、自分の霊魂の現実的な生命
       そのものであらせられる主をご存じないでしょう。あなたは主イエスを罪の罰から救って下さる救い主として信じなさいますが、
       罪の力から救い出して下さる所の、あなたの救い主として見出していらっしゃらないでありましょう。
         ・・・(中略)・・・
       あなたの心の最も深いところで、あなたは自分の経験が聖書的な経験でないということがお分かりでしょう。古人が言っている
       とおり、あなたの宗教は唯「古代のキリスト教徒が信じて、それを所有し、その信仰に生きたことを口で語るに過ぎない」こと
       がお分かりでしょう。そしてあなたの心は日に月に内へ沈み、かつては、ありありと見えた勝利の幻も次第次第に朦朧(もうろ
       う)となり、果ては罪に負け、或いは悔い改め、又初めに帰って、また敗れ、又悔い改めるといったような移り変わる生涯を、
       自分の信仰の関の山だと考えるに至られるでしょう。



       こんなずばっとした文章(=まさに自分自身そのもの)で始まったこの本でしたが、神さまの力と働きに委ねることが、いかに
       簡単で単純かを教え、信仰生活を根本から変革してくれました。

       紹介して下さったのぶさんに感謝! のぶさんのBBS 「ぶどうの枝」 では、「信仰生活の秘訣」や内村鑑三語録が引用されています。


   ●  「放蕩息子の帰郷」   ヘンリ・ナウエン著  片岡伸光訳   あめんどう 刊

       「弟息子が、家に帰ってきただけでは、父の喜びは半分止まり」という切り口は、最初は???でした。

       真に悔い改めたがゆえに弟は「使用人の一人でいいから家の片隅に置いてほしい」と願いますが、父の切なる願いは、弟に「も
       う一度、子どもという地位を受け入れてほしい」ということでした。「子どもと呼ばれる資格はありません」とは、真に砕かれ
       た心で、必要な心ではありましたが、お父さんの側の意向を受け入れず、ず~っとそこに留まり続けるならば、お父さんを悲し
       ませることだったのです。

       「罪赦された罪人にすぎません。天国に入れるだけで十分です。子どもとしてでなく使用人として片隅にでも置いて下さい」と、
       かたくなに恐縮し続けている自分がいました。日本人的にはおさまりのいい態度だったかもしれませんが、そこにずぅっと留ま
       り続けることは、「子どもとしての地位を受け取ってほしいというお父さんの切なる願いに反していることだったのです。自分
       にその資格はないと感じても、それがお父さんのたっての希望なのだから、大胆に受け取っていいのだ、いや受け取るべきなの
       だと考えを改めさせられたことでした。

   ●  「恵みの歩み」「恵みの支配」「恵みの地」(恵みシリーズ3部作)   スティーブ・マクベイ著  尾山謙仁訳  ファミリーネットワーク 刊

       「信仰生活の秘訣」で気づかされたことが、さらに分かりやすく述べられていました。 まさに裏打ちされた感じでした。

       今の世の中は、努力して成功することが美徳として求められ、クリスチャンであっても、知らず知らずのうちに巻き込まれ、
       その思考を信仰生活にも持ち込んでいるのでは、という切り口は特に衝撃的でした。

       「これだけやればいいはず」「それだけしなければならない」という、聖書にはない架空の目標を信仰に設定し、できれば自己
       充足、できなければ限りない失敗感という世界に生きていたとは、著者の経験。「決意」ー「失敗」ー「悔い改め」ー「再献身
       (再決意)」というゴールのないスパイラル・・・。まさに自分自身の姿でした。 解放されました。

   ●  「私の心に聖霊の火をともしてください」    ジム・シンバラ著  須賀真理子 訳   新生宣教団 刊




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