| ■ | 白夜 朝霧の章 | ■ |
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| [解説] 北国の原野の果て、炭鉱病院に第一歩を踏みだした若き医師の、死と対峙した緊迫の手術。 女性の底知れぬ生命力に怖れと憧れを秘めつつ、 生と死の岐路でおびえとまどう青春の日々を描く、 感動の自伝的長編第2弾。 インターンのとき手術で気弱な自分をみせまいとする、 必死に努力する姿、それを看護婦に悟られまいと虚勢を張る場面が、 実によく描写されている。この臨場感あふれる表現は、 作家であり医者でもあるからかけるのであろう [著者プロフィール] 渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち) 北海道上砂川町出身。 北海道札幌南高等学校卒。 札幌医科大学卒。医学博士。 元札幌医大講師 和田教授による日本初の心臓移植手術(1968年8月8日)を批判して大学を出る。 この事件は渡辺の自伝的小説である「白夜」そして「白い宴」 に詳しく書かれている。 『光と影』で第63回直木賞を受賞。 耽美的な筆使いで、男と女の関係や、不倫・心中といったテーマを描いた作品が多い。 代表作『失楽園』は、映画(主演:黒木瞳、役所広司)・テレビドラマ(主演:川島なお美、古谷一行)化され、また、流行語にもなった。原作として映像化された作品も多数ある。 彼の作品には、「花埋み」「女優」「遠き落日」などの伝記、 「白い宴」などの医療に関係したもの、「失楽園」などの男女関係を描いたものに分けられる |