ポッポママの思春期子育て日記

ポッポママの思春期子育て日記

今までに一番幸せな日。。。



読んでいます。。。今これを伝えられる年になったんだと改めてお

もいました。多分、夫婦の間でもあまり話したことが無いので私の

想いいもパパは初めて知る事が多いでしょう。だから頑張って続け

ていこうと思います。。お休みしながらも。。

10月27日のつづきです。

6月6日

パパが一般病棟に帰ってきてから抗癌剤の点滴が始まり嘔吐と食欲

がなく体にもチューブがいっぱいあり目に見えて痩せてきました。

でも、毎日病室に行くと笑顔で迎えてくれました。

6人部屋で同じ様な病状の方たちと付き添いの奥様がいらしゃいま

した。私達夫婦は皆さんのお子さんくらいの年齢。。だから本当に

親切にしていただきました。ここなら産気づいても大丈夫♪と

毎日それでも幸せでした。日に日にお腹の張りは強くなったりしま

したからそろそろかな。。と思いながら。

みなさん、まー姫が生まれてくることを本当に楽しみにしていてく

ださいました。

手術からちょうど2週間後朝検診にいくと、先生が

陣痛が始まっていますよ。。入院してください。。。

ああ~やっぱり。。一人で入院手続きをし一度陣痛室にはいりまし

た。母に荷物を頼みました。陣痛室にはモニターをつけた妊婦さん

がふたりいらっしゃいました。もう。。辛そうでした。

この病院はかなり大きく5階にパパがいる外科があり私は産婦人科

で2階です。陣痛室からパパのところに行きました。お昼の時間な

のでパパの所に行きました。まだそんなに痛くないし、心配してい

たので。。

。。入院だって。産まれるよ。。。とパパに言うと

ぇぇっ。。少しオロオロ。。まだ、大丈夫だよ。。っと

3時ごろまでいましたがさすがに痛みが強くなるようなので

陣痛室に戻ったら。。。産科の看護士さんに

めちゃめちゃ叱られました。事情がまだ伝わってなくてみなさん

すごく探していたそうです。。妊婦さんがいなくなったと。。。

その日。たまたま主人の両親もパパのお見舞いに来ていましたから

4時ごろには親戚はウジョウジョ。。前にいた妊婦産は分娩室に入

りました。

先生が検診された時はまだまだ。。夜中ですね。。早くて2時ごろ

ですねぇぇと言われ家族の方々お引取りください。。

確かにその時でまだ平気で話していました。パパは何度も点滴をガ

ラガラと引きながら逢いにきてくれました。初めて自分で動き始め

病室をでたのでした。

みんな心配してくれましたが夜中になるという事で私の両親以外は

帰宅してもらう事になりました。パパも病室に。。

私の父は母と交代で食事をとると行きました。5時ころからすごく

痛みました。でも母もまだまだですよ。。そうかなぁ。。

かなり痛いよぉ。。5時は看護士さんの交代時間だったのです。

6時前に母に。。絶対変絶対産まれる。。と訴えました。

しぶしぶナースコールを。。。すると。。きゃ~生まれそうです。

もう。。だから言っているのに。夕食中の先生を呼び戻し。。

先生は白衣を肩袖の状態で走りこんできました。

分娩台に乗せられた私が先生に

。。長くかかりますか??主人が外で心配するとおもうのでなるべ

く早く生みたいのです。。。先生はしっかり話ができるので大丈夫

ですよ。。と、話している場合ではありませんでした。(笑)

その直後分娩室に入って5分後6月13日6時19分。

おぎゃゃ~まー姫の誕生でした。。モニターも心音も取らずに

生まれたばかりのまー姫は元気でした。こんな中で予定日より10

日も早かったのに2900gもありました。

こんな初産は初めてです。と言われてしまいました。

2時間分娩室で安静状態。。。その時絶対に男の人が入れないその

部屋にパパが点滴ガラガラで入ってきました。

病院の方の特別なはからいでした。

手をとって泣きながら。。。ありがとう。。と言ってくれました。

でも、私はまー姫が元気だった事、パパがまー姫に合えた事

もうそれだけで感激よりもほっとしたという感じでした。

5階のパパの病室の方もナースステーションにも歓声があがったそ

うです。

その夜パパも私も喜びと興奮で一晩中眠れませんでした。

5階と2階で同じ気持ちの夜をすごしました。

お腹にいて一緒に戦ってきたまー姫と離れ離れになった寂しさがあ

りました。

生まれてきてくれてありがとう。。ママを守ってくれてありがと

う。。元気でいてくれてありがとう。。

私が今までの人生の中で一番幸せな日でした。



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