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2011年12月18日
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眼を上げたその先に

金色に輝く銀杏の樹が一本、立っていた



秋の終わり 冷たい雨の日

誰もがうつむき、足早に通り過ぎる 歩道の脇で

誰に求められるのでもなく

あたたかい灯で周りを照らしている



きっと銀杏の樹は

自分のしていることを知らない





雨や風に打たれるままに

ひらひらと舞い落ちるだけなのだろう

自然の理に従っているだけなのだろう



そのことが こんなにも

私の気持ちを和ませている



銀杏の樹は今日も明日も ずっとそこに立ち

きっと 自分のしていることを知らないだろう






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最終更新日  2011年12月18日 23時28分56秒
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