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June 1, 2007
カテゴリ： 読書ろぐ
書きそびれていた日記を書こう！！
…と思ったら、楽天ブログって前月分までしか書けないんですね。
シラナカッタ
とりあえず、５月に読んだ本。
瀬尾まいこ 『天国はまだ遠く』 （新潮文庫、2006）
初めての瀬尾まいこ作品。
気になってた作家さんですが、わたしの好みよりは
甘いかなーと漠然と思ってました。
ほのぼのとしたおかしさと、人生のリアルさと、
ちょうどよく、しっくりきました。
社会に出たばかりの頃の、自分と主人公がどこか重なって…。
そういえば、２０代の前半は、友達が急に一人旅をしてきたり、
比叡山にやまごもりをしたり、樹海で行方不明になったり
いろいろあったなぁ～。
それを知らされる度に、びっくりしつつもどこか身につまされて。
びびりなわたしは、帰りのチケットも予約しての一人旅がせいぜいでしたが。
でも、もしかしたら。
旅先から電話をかけてきてくれたあの子も、あいつも、
ぎりぎりのところだったのかもしれない。
死なないまでも、帰ってくる気はなかったのかもしれない。
そう思うと、しみじみ彼らが帰ってきてくれて、よかった。
帰ってこれないまでも、すべてを捨てて、どこかで
生き直しているのだとしたら、それはそれでよしとしよう。
本当に、二度と出会えないよりはいいもんな。
この本を読んで、ちょっと元気になりました。すっきり。
瀬尾さんの本、最近、続々と文庫化されているようなので、
他のも読んでみたいな～。
…と思ったら、楽天ブログって前月分までしか書けないんですね。
シラナカッタ
とりあえず、５月に読んだ本。
瀬尾まいこ 『天国はまだ遠く』 （新潮文庫、2006）
初めての瀬尾まいこ作品。
気になってた作家さんですが、わたしの好みよりは
甘いかなーと漠然と思ってました。
ほのぼのとしたおかしさと、人生のリアルさと、
ちょうどよく、しっくりきました。
社会に出たばかりの頃の、自分と主人公がどこか重なって…。
そういえば、２０代の前半は、友達が急に一人旅をしてきたり、
比叡山にやまごもりをしたり、樹海で行方不明になったり
いろいろあったなぁ～。
それを知らされる度に、びっくりしつつもどこか身につまされて。
びびりなわたしは、帰りのチケットも予約しての一人旅がせいぜいでしたが。
でも、もしかしたら。
旅先から電話をかけてきてくれたあの子も、あいつも、
ぎりぎりのところだったのかもしれない。
死なないまでも、帰ってくる気はなかったのかもしれない。
そう思うと、しみじみ彼らが帰ってきてくれて、よかった。
帰ってこれないまでも、すべてを捨てて、どこかで
生き直しているのだとしたら、それはそれでよしとしよう。
本当に、二度と出会えないよりはいいもんな。
この本を読んで、ちょっと元気になりました。すっきり。
瀬尾さんの本、最近、続々と文庫化されているようなので、
他のも読んでみたいな～。
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