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2009年の読了本(1月~8月)

2009年の読了本の感想をまとめました。




2009年1月読了本
「クルヨ・クルヨ」荒井良二(ポプラ文庫)(2009年1月6日読了)
今年第一冊目の読了本は、荒井良二さんの文庫絵本。ポプラ文庫の2008年12月最新刊である。町や川や山を越えて遠く遠く旅をする3つの物語。「トーク・トーク」「ダンダント」「クルヨ・クルヨ」
巻末の解説は女優のミムラさん。荒井さんの文章は歌を歌っているな感じでとっても楽しい。ミムラさんが読み終わってから鼻歌がつきものと言っているように、鼻歌も出てきそうな感じ。絵も色がたっくさんあって、ひとつひとつ細かいところまで見ていると意外な発見があったりして、何度でも楽しめる。 こういう楽しい本は旅に出る時に一冊持って出るともっと楽しいかも。(旅にはあまりでない私だけど。)また時々、引っ張り出して読んでみよう~と思います。
2009年2月読了本
「バッテリー4」あさのあつこ(角川文庫)(2009年2月9日読了)
4巻目のバッテリーは強豪校の横手との練習試合です。巧、豪にとっては挫折や友情など少しずつ大人になっていくための試練の話になっています。文庫だけの書き下ろし短編「空を仰いで」は三歳の巧を描いたもの。
「本棚2」ヒヨコ舎編(アスペクト)(2009年2月10日読了)
本棚の第2弾。今回14人の著名人の本棚がのぞけます。本棚に並ぶ本などを見ているとその人そのものが出てたりしますよね。すっごく几帳面に並んでいたり、まさに書庫って感じだったり。 懐かしい本があったり・・・私の本棚は・・・無造作ですね。本当はずっと手元に置いておきたい本だけきれいに壁一面に並べたいのだけど。仮のような本部屋に積読本も多くて。こうしていろんな人の本棚や本にまつわるお話を読んでいると自分もそろそろ自分模様の本棚作りをしなきゃって・・・思い知らされますね。
「読書は1冊のノートにまとめなさい」奥野宣之(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)(2009年2月12日読了)
話題の本を読んでみた。読みっぱなしではなく、1冊ずつ内容を確実に自分のものにするインストール・リーディングをしようということらしい。読んだ本も読みたい本も全部1冊のノートにまとめるというこの方法。はたしてこれで確実に自分のモノになるかどうかはわからないが。人によっては書くことが苦手な人もいるし、モバイルツールを使った方がいいという人もいるだろう。ま、まとめたい人には向いているのかな。それに結構、読書する人って無意識にこのような情報収集やまとめ方をやっている人も多いかも。私は以前、読書感想ノートをつけていたが、書くのが面倒でやめてしまった。でも今は、PCできちんと記録はつけている。購入したい本は手帳に書いてダブリや逃しのないように。まずは100円のノートと筆記具を用意しないとね。
2009年3月読了本
「プチ不調すっきり!」吉澤加奈子(アメーバブックス新社・幻冬舎)(2009年3月25日読了)
日々の疲れがたまってあちこち調子が悪い。なんてことはよくありますが、それを放置しておくと、大変なことになりますよ・・・(な~んてどこかの番組ではないが。)プチ不調を少しでも改善して毎日笑顔で暮らしたい!ココにはヨガやつぼ押し、漢方、アロマテラピーなど自分でできるものを自分で症状に合わせてカスタマイズして症状を緩和していける。難しい医学書を見てもさっぱりわからないが、ちょっと調子が悪くなったときに、さっと見れて、しかもその場で試せる。身近に置いておいていつでも見れるようにしよう。
2009年5月読了本
「私の愛着定番77」雅姫(集英社)(2009年5月7日読了)
雅姫さんの愛用しているものを紹介。シンプルで使い勝手がよさそうで。流行のものも気になるけど、愛着があって長く使うものってそのブランドの定番のものになるのかな~「おしゃれ」編と「暮らし」編で分けてあるのでとっても見やすくてよいね。写真がとっても素敵で、見ているだけでも楽しいです。
2009年6月読了本
ドアラのへや かくていしんこくむずかしい」ドアラ(PHP研究所)(2009年6月3日読了)
ドアラ・・・またまた本を書く。 今回は相談部屋が主体。相変わらずいい加減な回答だ。完全に世の中、なめきっとる。(名古屋弁になっとる)つば九郎との対談や英智のインタビューなどなど。しかもあつた蓬莱軒でうなぎまで食っとる。(やっぱり名古屋弁になっとる)第三弾を出そうと目論んでいる。やっぱり・・・ドアラって・・・ ま、にくめないけど。
「なぜならやさしいまちがあったから」中山美穂(集英社)(2009年6月4日読了)
LEEでの連載、毎月読んでいます。パリ・・・日本とは違う異国の地で彼女が育んできたもの。彼女らしい言葉で綴られていました。幼少期のことやパリへ行くことを決めたことなど彼女の思いのひとつひとつがとても自然体に語られていてよかった。メディアを通しての彼女しか知らない私たちはいろんな誤解の目で見ていたかもしれません。でも今、こうして家族を思い、温かいぬくもりの中で暮らしている美穂さんは素敵だと思います。
「獣の奏者 1」上橋菜穂子(作)武本糸会(画)(講談社・青い鳥文庫)(2009年6月18日読了)
アニメ「獣の奏者エリン」の原作本です。10歳の少女エリンは母親のソヨンと二人暮らしです。「闘蛇」という凶暴な生き物の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が全部死んでしまいます。ファンタジーですが、エリンを通しての人間ドラマでもあります。ファンタジーが苦手な人でも一気にこの物語に引き込まれていくかも・・・1巻はこれから起こるであろう壮大な物語の幕開けにすぎません。蜂飼いのジョウンに助けられたエリンはこの先、どのように成長していくのでしょうか・・・子どもと一緒に読める(小学生中学年以上が対象かな)シリーズです。ここに文字
2009年7月読了本
「獣の奏者 2」上橋菜穂子(作)武本糸会(画)(講談社・青い鳥文庫)(2009年7月1日読了)
母を失ったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられ、育てられます。そして14歳になったエリンはカザルム王獣保護場の入舎試験を受けることに。見事合格して新たな生活が始まります。エリンのとてもまっすぐな性格とすぐれた感覚には驚きます。生き物をあやつることをためらうはずなのに、惹かれてしまう。やはり母親の血を受け継いでいるのかな。天性のものを感じます。
2009年8月読了本
「恋人たち」野中柊(講談社)(2009年8月3日読了)
画家の彩夏と大貫、盲目の舞子と恭一。二組の恋人たちの物語。1枚の古い写真とマチスの画集がこの四人をつないでいく。なんとなくこの二組の関係が切なくて。絆ってなんだろうな~と思う。表紙がマチスを思わせるような鮮やかなデザインでとても目をひいた。
「あなたの獣」井上荒野(角川書店)(2009年8月3日読了)
櫻田哲生の生涯を章ごとに時代を変えて描いた小説。この人はこの人なりに精いっぱい生きてきたんだろうな。 はたから見ると頼りなくてあまりいい生き方には見えないけど、きっとこの人の愛し方だったんだろう。
「カルトローレ」長野まゆみ(新潮社)(2009年8月4日読了)
きび色の沙漠「船」での暮らし。109冊の航海日誌カルトローレを解読すること。どこまでも白いような・・・幻想的な世界を思い描いたのは私だけでしょうか・・・
「獣の奏者 3」(講談社・青い鳥文庫)上橋菜穂子(作)武本糸会(絵)(2009年8月22日読了)
傷ついた王獣の子・リランとの出会い。竪琴の夢・・・そして・・・王獣を操る術を知ってしまったエリンはどうなるのか?エリンとリランの交流風景はとても心が温かくなります。心と心でつながるっていうのはこういうことなんだなと。ところで青い鳥文庫で読んでいるのでとてもわかりやすい内容になっているが、単行本(や最近でた文庫本)はもっと難しいのだろうか?一度読み比べてみたい。


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