Follow the Dream 療法士の夢

2010.04.28
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カテゴリ: 音楽療法
非言語媒体としての音楽と言語を組み合わせて使うことで、より治療のニーズへの対応の幅が広がるのだ、と考えている。


特に、精神科領域で疾患を持つ人々へアプローチするのに、音楽的アプローチだけでは限界がある。


なぜなら、人間は、言語でモノを具体的に考えるからだ。


精神的に鬱屈している部分の開放は音楽が良いだろう。はっきりと分からないが、何かが心の奥でうずいているときに、まずその全体像を把握し、それをお日様の光で照らして、何なのかという作業をするときは音楽は効果的


その後、核の部分、自分の持っているゆがんだ現実への認知を仕方を改善させるにおいて、は言語の方が良いだろう。


それは、人間は「考える」からである。それを言葉に表すことにより、正確に何を「考えていた」かを確認し、もしそれが不健全にズレていた場合に、健全な考え方を新たに取り入れる必要がある。


それには、言葉が必要だ。言葉で、新しい考えを頭の中に取り入れ、自分で自分をコントロールしていくのだ。


例えば、こどもがトイレの後、手を洗わない、としよう。手を洗うことはばい菌が身体の中に入ることを防ぎ、健康でいるために必要なこと。


それを音楽だけで指導するとしたらどうなるだろう?暗いメロディーと明るいメロディーで、洗う、洗わないの差を出して、体感させることも手だろう。これはClassical Conditioningになるかな。





ということで、認知行動療法と音楽療法の組み合わせが、精神疾患をもつひとびとへの介入として、とても良いと思っている。


あと、ワーク・ショップを受講し、インターンがあり、その後に認知行動療法の認定が貰える。英語の流暢性が求められる。


今まで、身体リハビリテーションと学習機能回復とを音楽療法で行ってきた。あとは、精神衛生領域を音楽療法と心理療法で取り組むことができれば、柔軟にクライエントとの要求に臨むことが可能になる。


まだまだ道は長いが、納得しながら行こうと思う。これまでやってこれたから、これからだってできる、と自分を信じることにする。


自分の夢にしたがっていこう。Follow the Dream!










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Last updated  2010.04.28 13:25:55
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