東方見雲録

東方見雲録

2025.01.24
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カテゴリ: 郷土

一度は撤去されることが決まったJR鳥取駅北口の二十世紀梨の木について、梨農家の男性が管理を引き継ぐ意向を示していることが分かった。男性は維持管理しながら、駅利用者向けの梨狩り体験の実施なども検討中で、鳥取の名産である二十世紀梨をPRしながら、駅前の観光資源として守り継ぐ方針だ。

なくしてはだめだ
 梨の木は2本あり、2011年に鳥取商工会議所が県から無償で借り受けた県有地約100平方メートルに移植したもの。樹齢35年程度で、駅を利用する観光客や地元住民に県の名産である二十世紀梨をPRしてきた。

 ただ、近年の猛暑やカメムシ被害などで不作が続き、「おいしい二十世紀梨をPRする」という当初の目的に適さなくなったことや、昨年10月の強風で損傷した梨の木を支えるワイヤの修繕費が発生することなどを総合的に判断し、今年3月の撤去を決めていた。

 16年前に大阪府豊中市から鳥取市内に移住し、八頭町内で梨農園を営む渡部寛之さん(56)は、本紙の報道で梨の木が撤去されることを知った。「鳥取といえば梨。せっかくいい取り組みなのに終わらせてはならない」と管理を引き継ぐことを決意した。

 県外の梨農家の知り合いたちから「駅にある梨の木は鳥取らしいもの。なくしてはだめだ」「なんとか引き継いで」という応援の声が届き、地元の農家からも「ぜひやってほしい」という激励があったという。

収穫など体験会も
 渡部さんの熱意を受け、2本の梨の木は同商議所から無償で譲渡された。同商議所経済振興課の佐藤順課長は「撤去は苦渋の決断だっただけに、管理してくれる人が現れて大変ありがたい。木も、鳥取の梨をPRするためにもう一踏ん張りしてほしい」と喜ぶ。

 今後は、維持管理費や破損しているワイヤの修繕費などをクラウドファンディングで募りながら、個人で管理する方針。交配や袋がけ、収穫の際には、駅を利用する観光客や地元住民を巻き込んで体験会を実施することも検討している。


引用サイト:日本海新聞   こちら

名産二十世紀梨シンボル撤去へ 鳥取駅北口の木、3月までに
鳥取商議所 収穫量減、コスト考慮
2024年12月16日



JR鳥取駅北口にあり、観光客や鳥取市民を出迎えてきた二十世紀梨の木2本が撤去される。果実の収量が大幅に減少し、「おいしい二十世紀梨をPRする」という目的が達成できなくなりつつあることや、維持管理面のコストなどを考慮し、管理している鳥取商工会議所が撤去を決めた。

 梨の木は、2011年に同商議所が県から無償で借り受けた県有地約100平方メートルに植樹したもの。樹齢は現在35年程度で、駅を利用する観光客や地元住民に県の名産である二十世紀梨をPRしてきた。

 同商議所が維持管理し、袋がけや収穫は同商議所女性会が行っている。収穫の際には、もぎたての梨を駅を訪れた観光客や市民に振る舞っている。

 近年は猛暑の影響で果実の収穫量が減少。今年は大量発生したカメムシによる被害もあり、サイズも小さく、例年の半数以下となる約200個しか収穫できなかった。

 「おいしい二十世紀梨をPRする」という当初の目的に適さなくなったことや、10月の強風で損傷した梨の木を支えるワイヤの修繕費などを総合的に判断し、同商議所が「維持管理が限界」と撤去を決定した。

 同駅で客待ちをすることが多い毎日タクシーの運転手、横山和通さん(78)は「観光客はこの木の写真を必ず撮っている。これほど県産品をPRできるものはない」と残念がる。

 同商議所は来年3月までに撤去する方針で、引き取り先が見つかれば移植することも検討しているという。

 同商議所経済振興課の佐藤順課長は、「皆さんの支えでここまで続けることができた」と感謝し「地元名産の発信や地域活性化事業など、別の形での地域貢献を考えたい」と話した。
(西田周平)
引用サイト:日本海新聞  こちら

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Last updated  2025.01.24 08:00:11
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