☆花鈴の不妊・不育治療日記☆

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二度目の卵巣出血と初めての妊娠


診察してなんともなければ退院できる予定日

朝からお腹かがすごく張る。。。
何かに 圧迫されるような痛みが続く
ちょうど10日前に 同じ痛みがあったよなぁ…
不安がよぎる…o(;-_-;)oドキドキ

トイレに行く  
冷や汗がでる  気が遠くなる  吐き気 血の気は引いて爪まで真っ白。

まったく 同じ症状。
病室に戻れなくなり、看護婦さんに車イスで病室に戻される
すぐに 点滴に痛み止め…

またか。。  またやちゃったのか。。。
先生にもまたなる可能性はあるとは言われていた
まさか 本当にまたなってしまうなんて。

痛くてベッドでのたうちまわる
耳から血をとられる。
心電図をつけられる まるで 手術の準備のよう
「もしかして 手術ですか?」
「たぶん そうなると思いますよ」
えぇーーー!!?? と思う気持ちと
こんなに 痛いくらいなら手術してもらったほうがいいか??
という気持ちが 入り混じる。

点滴から入れられた 痛み止めは全然効いてこない
でも 腕にうつ強い痛み止めは効きすぎて
副作用がでるから 私には打てないと言われた。

痛みでのたうちまわること1時間30分
ようやく先生が来て 私に言った


***はじめての 妊娠**********


「花鈴さん 妊娠しておられますよ」

「え???うそ???????」

「え???本当???」

涙がポロポロ ポロポロ
のどの 奥がなんだかあつかった。
信じられなかった。

とまどい 嬉しくて涙が溢れ
肩を震わせている私に 看護婦さんが優しくポンポンと肩をたたいてくれた。 

こんなに嬉しくて 涙がこぼれたのは、はじめてだった。
今でも 思い出す。
あの瞬間 なんでもがんばろう。
痛みも我慢しよう  この小さな命のために そう思った。

お腹に手を当てる
「ママ 頑張るから あなたもママと一緒に頑張ってね」
お腹の我が子に話しかけた。



先生が言うには 妊娠によって
卵巣が腫れたために また出血がおこっている。

手術で出血箇所を止血するか
お腹の中での吸収をまつか  これ以上ひどい状況の時には
輸血をすることに なります。といっていた

ダンナ様が来て先生と相談する
輸血だけは したくない。 とダンナ様が言ったため
そのまま 様子を見ていくことになった。

お腹の中に血がたまっているために
お腹はパンパンに膨れていた。

貧血がひどいために ベッドからはまったくといっていいほど
動けない毎日が はじまる。

最初の出血の時とは あきらかに気持ちが違っていた
このお腹に 私の赤ちゃんがいる。
とても充実した 時間がすぎた。



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