Such a Good Thing

Such a Good Thing

■エリザベート略歴

エリザベートとシャドウ


シシィの愛称で親しまれたエリザベートは1837年12月24日、バイエルン王国ヴィッテルスバッハ家のマクシミリアン公爵の娘として誕生した。バイエルンでは大自然の中でのびのびとした生活を過ごしていたが、従兄にあたる皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められ、わずか16歳という若さでオーストリア帝国の皇后となった。
エリザベートの自由奔放な気質と、姑であるゾフィー大公妃の厳格な気質は決して交わることはなく、エリザベートは宮廷生活に激しい憎悪にも似た息苦しさを感じていた。そしていつしかウィーンを離れ、渡り鳥(かもめ)のように旅に出かけることが多くなった。その旅路はマディラ、シブタラル、マジョルカ、マルタ、コルフ、ロンドン、アムステルダム、ナポリ…といったように永遠かと思われるほど長く続くものだった。
その後、いとこであるルートヴィヒII世の死(1886年)、一人息子である皇太子ルドルフの心中(1889年)という悲劇がエリザベートの身に降り掛かる。計り知れぬ悲しみの中、エリザベートの精神状態はますます不安定になり、ヨーロッパ大陸を地中海をいつまでもさまよい続けた。
そしてエリザベートにも最後が訪れる。1898年、スイスのジュネーブを旅中にイタリア人無政府主義者ルイジ・ルケーニにより暗殺されたのであった。
享年61歳。

※名前の表記について、ドイツ語では「エリーザベト」、ハンガリー語では「エルジェーベト」と表記されるが、実際ウィーンやミュンヘンでの発音は「エリザベート」に最も近いらしい。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: