ﾘｵお姉ちゃん
～ PUCCI'S DIARY へようこそ～ ここは牛乳大好き雑種犬PUCCI(プチ)の部屋です
犬の不思議
リオお姉ちゃんのテレパシー
あれは1997年の大晦日の事です。
当時プチのお姉さん(プチ姉）はロンドンで暮らしていました。
残されたプチはお姉さん犬のリオちゃんと一緒に、
プチ姉のお母さん(プチ母）のお世話になっていました。
その頃、リオちゃんはもうだいぶおばあちゃんになっていました。
プチ達がプチ姉に会えるのは年に数回で、離れ離れはとっても
寂しかったよ。
プチ姉はロンドンでは忙しかった上に、お金もなかったので、
日本に電話するのも何か特別な時だけ。
ちょうどその日も大晦日だったので、そろそろ新年を迎える
挨拶を... と思い日本に電話したそうです。
いつものように「犬は元気？」とプチ姉はお母さんに聞きました。
するとプチ母は「ああ、リオは死んだよ。」って
素っ気無く答えたそう。プチ姉はすごくビックリしたよ。
リオちゃんに夏に会った時は、とても元気だったから。
実はね、リオちゃんは秋ぐらいから急に調子が悪くなって、
12月の中旬に死んでしまったんだ。
それを聞いたプチ姉はハッとしたそう。
だってね、ちょうどリオちゃんが死んだ頃、
リオちゃんはプチ姉の夢の中に出て来ていたんだって！
夢の中でリオちゃんが元気なさそうにしていたので、
プチ姉が心配して「リオちゃん、どうしたの？」って聞くとね、
リオちゃんは「うん、ちょっと病気なの。」って答えたそう。
プチ姉は、すぐその夢の事を思い出して、それで思ったんだ。
ああ、あの時、死の間際にあるリオちゃんはプチ姉に会いたくて
テレパシーを使って、夢の中に出てきたんだって。
それ以来プチ姉は犬にはテレパシーのようなふしぎな力があるって
信じているそうです。
でもまだプチにはそんなふしぎな力は発揮できそうにないけれどね...
↑左がテレパシーで夢に出てきたリオお姉ちゃん
そう言えばプチもおととし、プチ姉が外国へ旅行中に子宮の病気になったんだ。
それでプチ姉がいない間に手術も受けたよ。プチ姉はプチが病気だからって、
半年ぐらい外国にいる予定を早めて2ヶ月ちょっとで帰って来てくれたんだ。
だからプチはすぐに元気になりました！プチ姉がいないと心細いのだワン～。
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