学力向上・勉強のコツ・学習計画など受験勉強法を教えています。

<秋からの取り組み>




<秋からの取り組み>







<秋のきざし。来週から新学期、新たなスタートです。>



来週から9月です。8月の猛暑がうってかわり、秋のきざしがみえ始めた
今日この頃。ほとんどの学校はいよいよ来週から新学期、始業式が始まります。
みなそれぞれ新たな気持ちでのスタートです。

確かに新学期には誰もがそういう気分になれます。しかし今年の2学期は
ちょっとちがいます。例年の2学期は一年を通すと中間期であり、中だるみの
時期です。

それに加え、今年は新型インフルエンザが9月から10月にかけて猛威を
振るうといわれています。そうなってくると学級閉鎖などで、各自の勉強の
ペースも乱れやすくなってきます。


すでに新学期が始まっている北海道では、早くも学級閉鎖になっている
ところもあるそうです。我々も最悪の事態をも予測して、2学期の学習計画を
たてておいたほうがよいかもしれません。


そのためにもまずは最初が肝心です。スタート時は自然にやる気がおこってきます。
中だるみや不測の事態も考慮にいれ、この時期にスタートダッシュをしておきたい
ものです。

昔からお盆すぎから徐々にに冬の寒さを意識するため、人の心は下向きに
なりやすいといわれます。そんな中で計画通り学習を行なうことは大変かも
しれません。しかし季節がら、秋は勉強、スポーツには最適な季節です。
それに食欲も旺盛になります。

ここで、自分がやろうと思うことに打ち込まないと、あっという間に
今年の2学期はすぎさってしまうかもしれません。そうならないように、
新型インフルエンザの懸念はあるものの好季節の中、自分の計画したことは、
きっちりやりとげる気持ちで取り組みたいものです。

そうすれば、来年そうそう、またやる気が自然に上向く季節がきっとやってきます。




<スタートダッシュ、でも月曜日と木曜日には注意しよう。>



新学期のスタート。はじめは初頭効果といって、いつもやる気がでてくるものです。
それを長続きさせるには月曜日と木曜日を特に注意することです。それがやる気を
持続させるコツです。

日曜日にしっかり学習準備ができている人にとっては月曜日病は起こりません。
しかし実際、一番不登校が多いのは月曜日なのです。学生だけでなくサラリーマンも
月曜日病があることが知られています。

なぜ月曜日に学校に行きたくなくなるのかというと、過去を思い出してしまうからです。
先週も先々週も大変で、つらい週であったなら、また今週もつらいかもしれないと自然に
思ってしまうのです。これが月曜日病の原因です。

月曜日病をなくすには、遊びに行く日はなるべく土曜日にし、日曜日は月曜日の授業の
予習をしっかりおこなうことです。そうすればこの前向きな取り組みにより、人は月曜日に
学校へ行きたくないとは思わなくなります。

また木曜日はその一週間行動したことによる疲労から、木曜日嫌いがおこります。
そのためこの曜日は勉強の能率が極端に落ちてしまいます。こういうときに学校で
不得意科目の授業でもあれば最悪です。

しかし自分たちで学校の勉強のカリキュラムを変えることはできません。それでこのとき
ばかりは、自宅学習では、なるべく得意科目または単純な学習(計算、漢字、英単語などの
暗記をおこなうほうがよいのです。そうすればこの日のストレスをいくぶん減らす事が
できるでしょう。

こういうふうにちょっと工夫をおこなえば、この一週間、ストレスを減らしやる気を持続
させたまま、無理なく学習し快適に過ごすことができるでしょう。




<9月からのテストについて>



9月にはいると、2学期がはじまりまだ日が浅いにもかかわらず、9月末から10月
はじめにかけて、中学生はテスト期間にはいります。 また9月は体育祭もあり、授業は
ほとんど進んでいないはずです。しかしそんな中でも毎年定期テストがおこなわれています。
そしてそのテスト範囲は一学期末に学習したところが、試験範囲になっているはずです。


中には夏期講習会の参加などで夏休みにしっかり復習をおこなった人もいると思います。
しかしおそらく大半の人は、2学期開始までに夏休みをはさんでいるので、1学期に習った
ところをすっかり忘れてしまっているのではないでしょうか。そういう人たちはこのテストに
向け、やはり念入りの復習が必要になってきます。

高校生はというと8月末から9月はじめにかけて、模試や校内実力試験がおこなわれるのが
普通です。


夏休みにたっぷり宿題が出されるので、それをしっかりこなしている人は、何も問題が
ないかもしれません。しかしなかには宿題をすべてやりきっていない人もいるでしょう。
そういう人たちは、今せっぱつまっているのかもしれません。


そんな人たちは「もうなるようになれ」とでも思っていませんか。しかしここで投げ出すのは、
実はとてももったいないことなのです。むかしからせっぱつまったときほど、超能率学習ができる
ことが知られています。実はこのチャンスを逃すことなく、最後まで学習に取り組むべきなのです。



<スランプの時は少しやり方を変えてみるのもひとつの方法です。>



努力しているのに成績が伸びない。しかし成績が下がっているわけではないということが
よくあります。そういう時、その人は一種のスランプ状態であるかもしれません。

確かに何度学習しても、成績が同じところに停滞していると、人はだんだんやる気がなくなって
しまいます。次回もまた同じ学習をおこない、同じ結果しかでなければ、その人は心理的に勉強する
のがイヤになってしまいます。

そういう時、今までのやり方を少し変えてみると、またちがう結果がでてくることがよくあります。
例えば平泳ぎを覚えて泳げるようになっても、そのスピードには限界があります。ところがやり方を
少し変え、クロールで泳ぐようにすると、そのスピードはぐーんと伸びてきます。

これと同じように勉強でも、問題集中心から参考書中心に、予習中心から復習中心にと少しだけ
やり方を変えたりします。また勉強する時間帯も夜型から朝型へと変えてみます。そしてその方法を
行い、しばらく様子をみるのです。その方法が調子よければ、その方法をしばらく続けてみます。

つまり少しやり方を変えることがスランプから脱出するきっかけになってくれるのです。



<試験後の受験生の取り組み>



中学生や高校生は夏休み後半から2学期初めにかけて、模試を受験する人たちは多いと思います。
受験生にとってこの夏休みは試練のときでした。その結果がこの模試でだされるのです。

この模試で飛躍的な成績アップの人は必ずいます。また夏休みにあまり計画的な学習が進まず、
成績のかわりばえがしなかった人もいるでしょう。しかしこの2学期からが、ほんとうの意味での
正念場なのです。


夏休みに計画通りに学習が進んで結果もよかった人は、それを維持するための勉強に取り組ま
なければなりません。また夏休みの学習が不十分だった人は、この時期から受験までのどこかで
それを取り返す勉強が必要になってきます。

どちらの人たちも第一志望校はゆずれないはずです。その気持ちをもち続けていれば、この時期の
学習も継続しておこなっていく事ができるでしょう。

夏休みの学習がちょっと不十分だったと思う人は、今回の模試で飛躍的な成績向上を成し遂げた
人をみつけ、「どういうふうに夏休みをすごしたか」、「どういう問題集や参考書をつかって勉強を
したのか」をちょっと聞いてみればよいと思います。おそらくその情報は参考になる事が多いと思います。

今からでもおそくないので、自分でもまねのできるところは、その人たちがおこなったとおりに真似を
してみることです。この効率のよい取り組みは、きっと本番の受験でも自分の大きな力になってくれる
はずです。


今年の2学期は新型インフルエンザにも注意を払いながら、より計画的な効率のよい勉強法を
取り入れていくようにしたいものです。

<試験にのぞむ時>に移動する。


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