梶尾真治

梶尾真治
1947年熊本県生まれ。 1971年、SFマガジンに「美亜へ贈る真珠」が掲載され、作家デビュー。 以来一貫して書き続けている良質な短編作品群から<短編の名手>としての誉れが高い。 またその才は、長編にも発揮され、1991年『サラマンダー殲滅』で第12回日本SF大賞受賞、1996年には『OKAGE』、2000年には『黄泉がえり』で話題をさらう。


書籍名:美亜へ贈る真珠
出版社:早川書房
出版年:2003.7

違う時間を生きる恋人たちの心情を痛切に描いて、発表と同時にスタンダードになったと絶賛されたデビュー作「美亜へ贈る真珠」をはじめ、亡くなった男を思い続ける女心の深淵にふれる「梨湖という虚像」、夫婦のすれちがいが驚くべきできごとに発展する「玲子の箱宇宙」、時間を超越して男女が運命的な巡り会いを果たす「時尼に関する覚え書き」と、女性名をタイトルに織り込んだ、泣ける抒情ロマンスSF7篇を収録。


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