食道アカラシア症について



食道アカラシア症



菜桜は、食道閉鎖で生まれてきました。
口から食べることなく、 胃ろう からミルクを注入して育ちました。
いつか口から食べれる日の為に食べる事を忘れないようにと
いろいろ口から食べさせました。
と言っても食べたものは 食道ろう から出てくるので
溶けるものしか食べることは出来ませんでした。
(アイス・ヨーグルト・ジュース類・生クリーム)←美味しいものばかりですね(笑)

やっと食道が繋がったのが1才7ヶ月。
2歳なる少し前にペーストからの離乳食が始まりました。

やっと食べれる!と喜んでいたけれど中々食べてくれず
「お願い、食べてよ~」と泣きながらあげてたのを思い出します。

そんな菜桜も時間はかかったけれど段々と食べるようになりました。
そんな中、食べてる時何か様子がおかしい事に気づき・・・
詰まりがわかりました。
食道閉鎖だったのでつなげた部分の狭窄ではないか?と言われていたけれど
検査したら詰まっていたのは胃の入り口でした。

そこで病名を言われたのが「アカラシア症」でした。

食道アカラシアは,胃に近い部分の食道の壁の中の神経に異常があるために

その部分の食道の筋肉が緩まずに,いつも縮んだ状態となり,その結果食べ物が通りにくくなる病気です.

この病気は10万人に1人というまれな病気で,小児より成人に多くみられます.


日本小児外科学会にリンクをお願いしました。
食道アカラシア症 の画像付きで詳しく説明がしてあります。
良かったら見て下さい。


菜桜は、3才3ヶ月で手術をしました。
でも、詰まりは少しはよくなったとはいえ詰まりの生活は続いています。
大きくなるに連れて食べるのも普通の食事。
大好きな唐揚げ・ウインナー・ポテト・カレーライス♪

・・・詰まります・・・(ーー;)

知的がなければもっと自分の事を理解してくれるだろうけど
今の菜桜には・・・やっぱり無理。
それでも、詰まれば自分で吐こうと一生懸命頑張ってます。
本当なら詰まらないようにゆっくり良く噛んで食べてくれたらいいのになぁ。

最近また詰まりがひどくなってきています。
詰まったまま寝てしまった菜桜が苦しそうに何度も咳き込んでは
吐き出してる姿を見ると涙が出てくる母です。


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