ぷくぷく双子

ぷくぷく双子

術後


これがまた気持ち悪いのなんのって!!
どうも出した腸をお腹に戻しているらしく、
ぎゅうーーーっと押されたりぐいーーっと引っ張られたり…。
もう赤ちゃんも産まれたことだし、もう意識失ってもいいよね…みたいな感覚で
それから手術室を出るまでは余り覚えていない。

気づいたら病室に戻っていて、ダンナと母が心配そうに横に立っていた。
まだ麻酔が効いていて、ぼーーーっとしている。息もしにくい。

赤ちゃんは、第1子(りくと)…2334g 第2子(こうき)…2676gと、
双子にしては十分大きさのある男の子だった。

これは後で掃除のおばちゃんに聞いた話だが、聞いた後に私も泣けた。
母はNICU前で双子と対面し、「よかった、よかった…」と泣いていたらしい。

ダンナも私が意識を取り戻したときに、
「えらかったね、ありがとう。」と泣きながら頭をなでてくれた。
ビックリして照れ笑いしてしまったが、感動して胸がいっぱいになった。

帝王切開の後の痛みは背中から入れている麻酔のおかげかほとんどなく、
幸運なことに後陣痛とよばれるものもなかった。
翌日には起きあがって、NICUまでダンナと赤ちゃんを見に行った。

小児科の先生によると、二人とも若干糖の値が低いが、
たいしたことはないとのことで、ほっと胸をなでおろした。

それにしても、よく似ている(笑)。
ダンナと必死で違うところを探すが一つもない!
家に帰ってからどうやって見分けよう…
これ、間違って育てたらえらいっこっちゃよね~などと話をしつつ、
まだ目は違うところがないか必死で探していた(爆)。


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