ひっくりかえったおもちゃ箱

ひっくりかえったおもちゃ箱

私的カウンセリング事始

私的生活カウンセリング事始

2003年10月11日 (土)

『自分を知ること』 カウンセリングの第一歩。。。
2年前×1となって故郷に舞い戻った頃・・・、無性にカウンセリングが受けたいと思った。
新生活のゴタゴタと異常に孤独で忙しい仕事に追いまくられた数ヶ月はまだ平静を装っていた。
ポッカリと空いた埋めようのない心の隙間にどっぷりと気づいてしまった時、必死で救いを求めていた。
そんな時、知人の紹介で出会ったのが現在の私の師匠(?だよね)・・・
会って話をした時、
「カウンセリングを受けたいのなら、学べばいいよ。」
と言われ、2級コースを受けるソノ気になっていた。
そして、全12単位を週に1回3ヶ月にわたって受講した。
とりあえず終了はしたけれど、頭で「わかる」だけではなく生活の中で実際に「できる」ようになるのは・・・難しい。

その後も例えば「箱庭セミナー」を受講するとか、師匠とお茶を飲むとか、コーチングセミナーに行ってみるとか・・・
私のカウンセリング修行は日々続いている。

そんな中、今日自分で「カウンセリング体験セミナー(仮称)」を初めて主催してみた。
師匠に講師をお願いして、日程・会場を設定し、テーマを決めて集客して開催。
といっても初回だし、日程もタイトで旅行やら他の雑事が多くほとんど集客はできなかった。
私を含めて3人・・・師匠を囲んで膝をつき合わせての講習会となった。
とりあえず導入のカウンセリングマインドから始まり、TA(エゴグラム)を中心に『自分を知る』ということを行う。
別にこの講習会をすることで私自身がビジネスを行おうというつもりはない。
自分自身が常に【カウンセリング】と触れ合って、『カウンセリング・マインド』を忘れないでいたい、ただそれだけ・・・
そしてそこに共に学べる仲間がいればいいかなぁと単純に思って、「とりあえずやってみる」ということがなかなか苦手な私にとっての第一歩だった。
『カウンセリング』という言葉を意識したのは・・・

2003年10月13日(月)

というよりも『カウンセリング』という存在を知ったと言う方が正しいのかもしれない・・・
昭和63年年末に入社した会社、私にとっては初めて“正社員”という立場で就職した会社だった。
“とらばーゆ”で見つけ、「この会社はきっと私に合う」というような第六感がはたらき、面接前に社長が執筆した本まで読みそのレポートまで履歴書に添付して就職した会社だ・・・
どんな会社かというと・・・

「人生はアドベンチャーだ!」ベンチャー大学の栢野氏の日記をお読みいただければ判り易いかも?
(栢野氏とは某会社の元同僚の関係です・・・ 当時は結構仲がよかったかも^^;)
http://plaza.rakuten.co.jp/kayano/diaryold/20031012/

さて置き、最初に所属された部署は調査広報部・・・ 女性が私も含めて4名で男の課長がいる総勢5名のアットホームな部署だった。
その中で入社したての“末っ子ちゃん”的存在の私、当時23歳。
あと3人の女性の先輩方は・・・
後に「係長」となった仕事のできるOさん(既婚・30歳位?)
Oさんととっても仲のよい、中身とっても女性的、でも外見マニッシュなNさん(未婚・30歳位)
そして、私が配属されるまで“末っ子ちゃん”的存在だったMさん(未婚・26歳位)

で、問題は私とMさんの間で勃発した。
私はまるっきり従順でもないが、意味もなく反抗するタイプでもなかったと思う。
当時は就職できた嬉しさと、仕事も覚えるのに一生懸命・・・
でも対外的な仕事が多く、やりがいもすっごくあって、とにかく仕事に燃えていた・・・と思う。
結構、部内、社内の人からもかわいがられた方だと思うし、対外的にも受けはよかった・・・と思う。

が、その私を一人ジト~っと見ている人がいたのだ。最初は全く気が付かなくって、
「ドジで、まだ仕事ができない後輩に愛の鞭をくれているのかな~ いい先輩だ!」と思っていた私。
ただ彼女が仕切っていた仕事の担当(広報誌の編集長)が私になり、新たなプロジェクトの担当も任され・・・というように、だんだんスタッフとして認められてきた頃から、さすがのオットリさんの私も「?」と思うようになってきた。
同じ歳頃で仲のよい同僚も「ちょっとMさんヒドクない?」って言ってくる様になった。
ある日、私の担当するディーラーさんが電話をかけてきた時、彼女が電話を受けた。そして私にまわしてくれる前に・・・
「○○(私の名前)はカワイコぶりっ子して電話の声とか可愛いんですけど、猫かぶっているだけですから気を付けてくださいね~ 実際は・・・」
って喋ってる。私の目の前の席で・・・
昼休み友達とお昼を食べに行って、そのことを話したら、なんと彼女の口から意外なことが聞かされた。
「Mさんね、すっごく仕事のこととか悩んでいるらしくてカウンセリングに通ってるらしいよぉ」って。
私は絶句・・・、その頃自分は何故Mさんからイジメに合うのか、自分の何処がいけないのか、Mさんとの対人関係ですっごく悩んでいて落ち込んでいた。でもだからと言って『カウンセリング』に通うなんてこと思いつかなかったし、考えていなかったからビックリ(@_@;)

「私の方がカウンセリングに通いたいくらいだよぉ~(T_T)」
って思わず涙が出そうになった。
この時からだ! 私が『カウンセリング』という言葉を意識し始めたのは。


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