ようこそ。ぷりんの部屋へ

ようこそ。ぷりんの部屋へ

その時は、突然やってきた・・。


父からの電話。
「弟が、入院した・・。」

またかぁ・・。それって、いつもの事じゃない。
また、事故?それとも怪我?

電話の向こうから、か弱い声で、
「くも膜下・・。意識無いんだ・・・。」

いつ?どうして?どこにいるの?
何で、すぐ電話してこないの?
質問ばかりが、頭の中をめぐった。

取るものとりあえず、病院へ向かう
近いと思ってた実家が、
とても遠い・・。実家の近くの病院も・・。

集中治療室。今までご縁の無かったところ。
それは、それで、幸せだったのだけれども

まさか、弟がそこにいるなんて・・。
大きな事故を幾つもしてきて、
悪運が強くって、たいした怪我なんかしなかった。
入院したって聞いても、また、骨折くらいなの?
って、笑って入れる弟の病室だったのに・・。

病室に入って、何も言えなかった。
ただただ、流れてくる涙を拭くのが精一杯だった。

あまりにも、悲しい状態・・。
いつものように、ばっかだなぁなんて、
言えなかった・・・・。

私でもわかる。人工呼吸器で、息してる。
でっかいズウタイして、機械に頼っているのが
目に焼き付いた・・。



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