”ぷろぺら”の,「一日は誰にもやっぱり一日」

”ぷろぺら”の,「一日は誰にもやっぱり一日」

遊び 2



どういうわけか分からないけれど・・。


ボールが庭に入ってきて、盆栽を壊したり傷つけたりしているのは分かって


いるはずなのに・・・。

するとそのとき

「又お前か!!」

大声で怒ると、

すぐボールを返してくれた。

怖かったが、今考えると本気で怒っていなかったような気もする。



我が家に一枚だけ、そのじいちゃんのうちの庭でとった写真がある。

まだまだ写真が珍しい時代に、うちの親父がカメラを持っていて、

近所の悪がきを集めてとった貴重な写真だ。みんな照れている。

照れてカメラの方を見ていない。写真を撮られることになれていない

悪がき達。

精一杯笑ってる。



あの頃、男の子はみんな一通りの悪さをしたものだ。その中からとても大切

な何かを学んでいたのかもしれない。


どんなによそのイチジクをとったり、盆栽やガラスを割ったり

けんかをしても、悪いことをしてもちゃんと限度を知っていた。

下っぱの、俺たちもそれを見て覚えた。

又、大人も、子供は悪さをするものだと、長い目で見ていてくれた

ような気がする。


まだまだ子供の声があちらこちらで聞こえていたそんな昔の話です。


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